認知症 の検索結果:
…は小さかった歌声もどんどん大きくなっていきます!(*^▽^*) 手拍子をしたり 楽器を鳴らしたり 歌詞に合わせて、手を繋いだり ぐーんと伸びをしてみたり 「小さい時に歌ったわ」「お母さんを思い出すわ」など、 歌の中には皆さんそれぞれの思い出も詰まっています。 思い出を口にすることで、脳が活性化し、認知症の進行予防にも繋がります。 「楽しんで歌を歌う事」には、一石二鳥、いやいや、三鳥、四鳥のいいことがいっぱいあるんです! これからも一緒に楽しんで歌っていきましょう!(^O^)/
今回は、ひかりの入居者のみなさんが普段どのように過ごされているのか、お伝えさせて頂こうと思います☺ 起床時間はみなさんそれぞれ異なるので、起床のタイミングで朝食を召し上がって頂きます。朝食後は皆さん基本的にリビングで過ごされることが多く、 塗り絵 習字 庭の手入れ 団らん といった、いろんな時間をそれぞれに過ごして頂いて居ます。 一日の中で体操や、制作レクなどをして頂くことがありますが、強制ではないので 「今日は辞めとくね」とおっしゃられる方もおられます(^^ ある日、入居者…
…方の中には 「あれ?認知症の方も歌を覚えられるの?」 「夏祭りの体験はいつまで記憶に残るの?」 と疑問を持った方もいらっしゃると思います。 確かに歌などを覚えるということに関しては、完ぺきに歌詞を覚えていくのは難しいのが現実です。が、歌詞を覚えることは目的ではありません。日々の一瞬一瞬の時間を楽しんで頂きたいというのが職員の気持ちです(^^♪ 夏祭り体験を忘れてしまっても、後日思い出を写真や動画で振り返るとみなさん 「楽しかったなぁ」 「またしたいな」 とおっしゃってくれます…
…ていきます。理由は、認知症は病気で、病気は進行するものだからです。 確かに病気の進行によって、脳の機能は低下していきます。ですが、私たちの対応ひとつで、進行が緩やかになります。これは認知症の支援をしてきた私たちの実感です。 1.否定しない 五つの「ない」の中の「否定しない」ということについて考えてみます。 3月のブログで、落としたお箸を拾おうとして入居者さんからお叱りを受けるエピソードを紹介しました。「ほっといてください」 と、こちらは支援するという当然の行動なのですが、それ…
…別対応についてです。認知症ケアに限ったことではありませんが、対人支援は個別のものです。ですので、グループホームの場合ですと、入居者さんそれぞれに支援計画を作ります。 高齢者に限ったことではありません。人はそれぞれ違うという当たり前のことを書いています。なのですが、その当たり前のことを、仕事として支援をしている私たちですら時々、忘れることがあります。この人は認知症だからと思わず考えてしまうことがあります。ですが、認知症という名前の人はいません。何の某{読み:なんのなにがし|言い…
皆さん、「豆はこび」された事ありますか?箸で豆を摘んでお皿からお皿に移すんですが、ツルっと滑ってしまい結構難しいですよね。そんな豆はこびを〈ひかり〉のみなさんにも挑戦して頂きました。 形、大きさの違う3種類の豆を用意。割り箸でつまんでお皿に移して頂きます。これは難易度が高いのでは?とみなさん思われていませんか?私も少し思ってしまいました。 ですが、〈ひかり〉の入居者さん、豆はこびが驚くほど早いのです。 カラン カラン と、リズムよく豆がお皿に入っていくではありませんか。職員も…
…こと このブログは、認知症とは何か、認知症の対応とはどういうものか、そういったことについて、あくまでも支援者の立場から綴ってきました。体験が元になっていますから、違う意見も当然あると考えています。絶対にそれは違うという意見はあっても、絶対に正しい意見があるわけではないということ、そこがこの問題の難しいところでもあります。私たちがブログで書いたことは、あくまでもひとつの意見として参考にしていただければと思っています この仕事に入る前は、私たちも「認知症は認知症」という感じの一言…
梅雨の時期になりましたね。〈ひかり〉の壁飾りも梅雨を思わす6月らしいかわいい飾りに模様替え♪ そして、梅雨のどんよりした気分が吹き飛ぶような作品が玄関にもう一つ。 この作品、入居者Tさんが色塗りをしてくれたものなんです。見本を見ながら何色もの色鉛筆を重ね塗り忠実に見本に近づけ‥‥‥いえ!!見本以上の素敵な作品が仕上がります。 どちらがTさんの作品かわかりますか? 実は、右側がTさんの塗ってくださった作品なのです。集中力も素晴らしくご本人も達成感を感じてくれています。達成感、指…
…い 前回のブログでは認知症の方は不安にさいなまれているということを書きました。その初期段階において、わからないこと、できないことが増えていく、恥ずかしいという思いもある、かといって相談もできない――そこに厳しい言葉がかけられれば、ストレスがかかり、精神的に不安定になり、怒りが抑えられなくなったり、幻覚や幻聴、妄想が生まれたりする。 だから本人を傷つけないことが何より大切だということ。相手の思いを理解して、傷つけるような言葉は避け、否定的な言葉は使わずに、と前回のブログで書きま…
本日は【母の日】ですね。〈ひかり〉でも、5月上旬に母の日に向けて入居者様にカーネーションを作成して頂きました。 花束を包むラッピングロールを使ってカーネーションを作っていきます。 はさみと、テープと指先を器用に使いみんなで助け合いながら(^^♪ ところで、カーネーションの花言葉は「純粋な愛情」「女性の愛」などの意味があるのですが、色によっても異なる意味があるそうなんです。ちなみに今回〈ひかり〉 で作成して頂いた【赤色のカーネーション】の花言葉は「母への愛」という意味があるよう…
…人の理解が大切です。認知症の方の支援を困難にする要因の大きな部分を占めるものがBPSDであるということはこれまでにも説明させていただきました。 1.おさらい 少し専門的なことになりますが、BPSDが起きる原因には①背景因子と②誘因があります。 ①背景因子とは:「因子」とは、ある結果を引き起こすもとになる要素のことです。この場合ですと、BPSDを引き起こすもとになる要素。具体的には生活環境や持って生まれた性格です。 ②誘因とは:聞きなれない言葉かもしれませんが、意味は「ある作用…
中庭のチューリップが気持ちよさそうに揺れている〈ひかり〉です。すっかり春ですね(^^♪ そんな暖かい春の陽気に包まれた4月上旬のある日。 「ゴルフされる方いらっしゃいますかー」 の職員の声に集まられた5人の入居者様。 「あの穴に入ったらいいの?」 とゴルフ初体験の方もチラホラ。 さぁ!〈ひかり〉ゴルフ大会開幕です!! 最初はボールにパターが当たらなかった方もいらっしゃいましたが、みなさん回数を重ねるごとにお上手に(^^)次々に、 カツン コツン といい音が〈ひかり〉の廊下に響…
…辺症状だということ。認知症という病気の中核症状の周辺に存在する病状で、認知症の中核症状が出たことで、①できないことが増える②周囲の人に理解してもらえない③その苛立ちや不安から、周辺症状が生まれると説明させていただきました。 「記憶障害」「見当識障害」「理解・判断力の障害」「実行機能障害」「失語・失認・執行」などの症状が現れた場合、誰もが不安になります。そしてそのことを理解してもらえない場合不安はさらに大きくなります。ただ理解してもらえないということだけであっても不安になるのに…
つくしも顔をだし、菜の花も咲き乱れ少しずつ春めいてきましたね。春の歌を歌われることが多くなってきた〈ひかり〉の入居者様です🌸 ある入居者様が 「綺麗なお花を見て過ごしたい」 とおっしゃられました。 そこで〈ひかり〉の中庭改造計画が発足されました!! 毎月一種類ずつ球根を植え、毎月違う花が咲き、晴れた日には庭でテーブルを囲み美味しいお茶を。 花を見ながらにこやかにお茶をすする入居者様の姿を想像するとわくわくしてきます。 施設に入所したからと言って、今までのような暮らしができない…
ご家族のどなたかに認知症という診断が下されたとします。認知症という病気に対する心配も不安もおありだろうと思います。具体的な心配や不安についていえば、例えば、徘徊を始めるのではないか、物を取られたといって家族を疑うのではないか、介護拒否は、暴言や暴力は――等々ではないでしょうか。 今回はこれら誰もが不安に思う認知症の症状の中の、特に周辺症状について説明をさせていただきたいと思います。 1.中核症状と周辺症状認知症には「中核症状」と「周辺症状」のふたつがあります。この周辺症状がB…
2月上旬、節分ということで〈ひかり〉にも鬼がやってきました!! 入居者のみなさん 「おっきな鬼やな。豆まきすんの?」 と、入居者様。 いえいえ。 〈ひかり〉の節分は、玉入れです。 鬼の口、目、鼻をめがけみんなで玉入れスタートです!(^^♪ 少し難易度が高めの鬼玉入れでしたがみなさん夢中になりどんどん鬼に接近されていました( ^^) なかなか玉が入らず悔しがる入居者様。 何度も挑戦され‥‥‥ 「入ったー!!!!」 とみんなで大喜びです。 〈ひかり〉のみなさん歌もお好きですが、こ…
…言葉が出ないことも、認知症の症状の一つで、認知症が進行し、認知機能が低下していることが原因です。なので、最高の笑顔を見せて頂いた時は本当にうれしく思います。 そして、2月1日はSさんのお誕生日でした。 「本日92回目のお誕生日のSさんでーす」 という職員の声に入居者様方から大きな拍手とお祝いの言葉が。 入居者さんのお一人が、Sさんの手を取り 「おめでとう。こうして手を繋ぐのはいいねぇ」 と‥‥‥ みなさんの優しさと、暖かさに包まれた空間でした。 一見表情が変わらないように思え…
…やな」 「雪降って寒くなるね」 など、四季を意識し、認識して頂くことで、時の流れや移り変わりを感じて頂けます。 さぁ、来月はどんな飾りにしようか。と、今からわくわくしています(^^♪ miraireport.hatenablog.com あれ? もしかしたら・・・ 認知症相談のブログを始めました。毎月〈29日〉発行します。ぜひご覧になってください。 認知症関連の記事です。自分らしく、元気に過ごされている日常をご覧ください。 miraireport.hatenablog.com
はじめに ひとくちに認知症といっても人それぞれで、ドラマなどで役者さんが演じられているものとはかなり違います。かくゆう私もこの仕事を始める前は、認知症というと固定化されたイメージを抱きがちでした。しかし、実際にこの仕事を始めてみると、当初持っていたイメージとは全く異なる認知症の方々に接し、驚きや戸惑いを感じることが数多くありました。 今回から始まる〈認知症相談〉ブログでは、私たちが〈高齢者グループホームひかり〉の支援から得た経験や知識を皆さんにお伝えすると同時に、認知症に関す…
…たこと‥‥‥ 一言に認知症と言っても様々で、認知機能が低下し、体を動かすことが難しくなったりと、たくさんの症状がありますが、忘れてしまうことばかりではない。と、いうことを〈ひかり〉の入居者様と関わらせて頂いたことで初めて知ることが出来ました。 日々の積み重ねでしっかり入居者様の心に私が存在しているということ。それは、私にとってとても大きな喜びです。 こうしてブログを書かせて頂いている間も、リビングから聞こえる入居者様の笑い声が〈ひかり〉を包んでくれています。 季節は冬。冷たい…
…分の体操の中にまんべんなく、さらに無理なく全身の筋肉や関節が動かせ血行も良くなり体にいいのは勿論なのですが、実は、認知症とも大きな関わりがあるそうなんです。血行が良くなることで、脳を活性化させる効能があり、集中力、記憶力のUP、そして音楽伴奏のある体操は認知機能の維持・改善にも期待できるそうです。 入居者様、職員ともに毎日元気に健康に生活できるよう、ラジオ体操を続けていこうと思います。 みなさんも、是非☺ youtu.be miraireport.hatenablog.com
…とおもいませんか。 認知症の方にとって一番心地い刺激は『笑顔』だそうです。今回、普段接することのない美容師さんとお話され、笑顔で会話されていました。カットが終わると鏡を見てまた笑顔になり、周りのみんなからの「すごくきれい」という声でさらに笑顔に。とても幸福感が高まる時間だと感じました。 いくつになっても、美しく、綺麗でありたい。そう思うことは大切で、生活をしていくモチベーションにも繋がりますよね。 皆さんの最高の笑顔がみれて、職員も心地よい刺激を頂きました(^^) youtu…
…居者さんは、みなさん認知症を患っていらしゃいます。誕生日もご自分の年齢も覚えていらっしゃらない方がほとんどです。 けれども、お誕生日に限らず〈ひかり〉でのイベントを通して、入居者さんが人生の中の何か一つでも思い出し、懐かしむ。そこから会話の輪が広がり、会話が弾み、楽しいひと時を。そんな風に過ごしていただければとおもいます。 誕生日も人それぞれに思いがあり、みなさん歩んでこられた一つ一つの人生があってくれます。言葉には出さずとも、お誕生日を迎えられMさんも想いにふけておられた瞬…
…られた方は、もちろん認知症の方です。 認知症だから忘れてしまうのでは――と考えるのはもっともだし、確かにそういうことはあります。しかし、遠い過去の思い出は、しっかりと持っておられます。高山彦九郎のことを話してくれた入居者さんが、その名前を覚えたのは、おそらく80年くらい前のことではないでしょうか。 入居者さんには、どんどん昔のことを思い出していただきたいと、私たちは考えています。高山彦九郎のような歴史上の人物でなくてもかまいません。家族や友人と過ごした楽しいお花見のときの、わ…
…います。〈ひかり〉は認知症高齢者の方々が暮らす場所です。 だったら過去のことは忘れてしまうのでは? と考えがちです。それは大きな間違いです。確かに過去のエピソードは忘れてしまいます。しかし、そのときの感情は豊に残ります。実はそこがとても重要なのです。 ここはとても大切なところですので、もう少し詳しく説明をさせていただきます。 確かに、認知症が進行すると具体的なことは忘れます。記憶を保持しておくことができなくなります。私たちが事実として認識するような過去の出来事は、記憶にとどま…
…力。脳を活性化させ、認知症の進行を和らげる。孤独や不安を和らげる。そして、何よりも楽しい。〈ひかり〉の皆さんが好きな歌は、童謡、演歌、歌謡曲などですが、必ずしも懐かしい歌ばかりではありません。新しい歌でも、それが懐かしい感じがする曲であれば、皆さんは大好きです。 入居者さんの中におひとり、歌がとても得意な方がおられ、その方が先生になって、皆で新しい歌を覚えることが定番になっています。 すると、歌は昔を思い出させるだけではなく、未来も造ってくれるのかも、そんなふうに思うときがあ…
…の内容でした。 歌が認知症予防にも、それから認知症そのものにも有効だということはよく知られています。認知症の進行を緩やかなものにするといわれる回想法のなかにも音楽は含まれています。 しかし、そういったあれこれの理由よりも、何よりも歌うことは楽しい。楽しいということは何にもまして大切なことなのだということです。 利用者の皆さんが得意とすることろは、もちろん懐かしのメロディですが、究極の懐メロともいえる童謡については、非常に詳しく、誰かが歌いだすと、すぐに皆が一緒に歌いだします。…
…常にと書きました。 認知症グループホームで仕事をしているわたしたちは、利用者さんのリスクに対して、どうしても過敏になってしまうところがあります。その一方で、自分の冒しているリスクには鈍感なところがあります。常に自分の在り方について考える必要があるとわたしが考えるのは、そういった理由によるものです。 甘いものを食べると心が落ち着くからといって、来る日も来る日も食べ続けることは危険です。しかし、だから甘いものは厳禁、となるとそんな暮らしはたぶん長く続けられないと思います。すべてを…
…齢者グループホーム、認知症高齢者グループホーム、認知症対応型共同生活介護と、色々な呼び方はありますが、「認知症と診断された高齢者を対象として少人数で共同生活」を送ることができる介護施設のことです。 さらに言うと、「認知症高齢者に対して、住み慣れた地域で、家庭的な環境のもと、入浴や排せつ、食事等の日常の生活のお世話や機能訓練を行うことにより、利用者が持っている能力に応じて可能な限り、自立した生活を送ることができるよう支援することが目的」の施設です。■ひかりと鬼と豆まきと you…
…ろ、NHKの番組で、認知症の人が認知症の人の相談に乗るという取り組みをしている香川県の病院が紹介されていまして、その中でとても印象に残った言葉があります。「認知症の方たちは、わたしたちよりも3倍も4倍も敏感なんです」 これは聞いていて、思わず「そう」とテレビに向かっていってしまいました(笑)。 支援をしていると、本当にそう感じることがあります。特に意思の疎通が難しいと感じる人ほど敏感だと思います。だから、自分が良かれと思っていしていることでも、本当のところ利用者さんがどう思っ…