〈ひかり〉思い出のメロディ 第二回ひかり音楽祭

 敬老の日、高齢者グループホーム〈ひかり〉では『第二回ひかり音楽祭』を開催しました。今回は、職員の演奏を聞いていただくのではなく(少しはありましたが)演じる主役は利用者さんでした。
 敬老の日を祝ってもらう主体が自分で演じるというのは、ちょっと、
「?」
 かもしれませんが、楽しむということで最高なのは、やっぱり自分たちでやってみることだと思います。職員の私たちとしては、皆さんに楽しんでいただくお膳立て、準備をするということ。今回の敬老の日は、いわば発表会という感じの内容でした。

お似合いです(^^♪

 歌が認知症予防にも、それから認知症そのものにも有効だということはよく知られています。認知症の進行を緩やかなものにするといわれる回想法のなかにも音楽は含まれています。
 しかし、そういったあれこれの理由よりも、何よりも歌うことは楽しい。楽しいということは何にもまして大切なことなのだということです。
 利用者の皆さんが得意とすることろは、もちろん懐かしのメロディですが、究極の懐メロともいえる童謡については、非常に詳しく、誰かが歌いだすと、すぐに皆が一緒に歌いだします。歌の力、音楽の力というのは凄いと実感します。

 私も元々音楽は好きですが、歌うことは本当に楽しいと、利用者さんの様子をみてあらためて感じました。楽しめるということが、本当に大切です。
 それから、楽しむということは、ひと手間かけた方がより楽しくなるということ。たとえばただ歌うだけではなく、衣装を着て、人前で歌えばさらに楽しくなるということは、その時の様子を見ていただければわかると思います。
 皆さん本当に楽しそうですよ。

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