今回のブログは〈ひかり〉に入居されている男性入居者様Sさんのお話を少しさせて頂こうと思います。
Sさんは普段からとてもお優しく穏やかな方です。
にっこり微笑んでくれ、少しだけお話をして声を聞かせてくれます。Sさんは表情にあまり変化がなく、言葉も他の入居者様と比べ少ないです。言葉が出ないことも、認知症の症状の一つで、認知症が進行し、認知機能が低下していることが原因です。なので、最高の笑顔を見せて頂いた時は本当にうれしく思います。
そして、2月1日はSさんのお誕生日でした。
「本日92回目のお誕生日のSさんでーす」
という職員の声に入居者様方から大きな拍手とお祝いの言葉が。
入居者さんのお一人が、Sさんの手を取り
「おめでとう。こうして手を繋ぐのはいいねぇ」
と‥‥‥
みなさんの優しさと、暖かさに包まれた空間でした。
一見表情が変わらないように思えたSさんでしたが、ほんの少し口角が上がり、いつもの穏やかな表情よりも一段と優しい表情を見せてくださいました。
目と目を合わせ人と関わり、触れ合うことの大切さを改めて実感しました。
Sさんだけでなく、入居者のみなさんの心が少しでも穏やかにいられるよう、入居者様の心が喜んでくれる、気持ちのいい支援をさせて頂きたいです。
あれ？ もしかしたら･･･
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