〈ひかり〉コロナのあとさき

 ついにというか、とうとうというか〈ひかり〉にもコロナがやってきました。1月30日にはじまり、2月2日には入居者さんほぼ全員が感染。職員も複数名罹患しましたが13日の解除日まで、感染することなく、現場に立ち続けてくれた職員もいて、本当に助かりました。

 そしてこれも不幸中の幸いと言うべきことなのですが、入居者さんでコロナ感染により、体調に大きな変化があった方がほとんどいなかったということ。テレビなどでよく聞く、体に負担をかける症状を呈した方はほぼおられず、コロナ感染中も皆さんお元気でした。
 ただ、見た目には元気そうでも、そこは2類の感染症ですから、入居者さんには基本居室で過ごしていただくなど、ご不便をおかけすることになりました。

 病気――とはいうものの、いつもとほとんど変わらずお元気な方が、居室でずっと過ごすということの退屈さは如何ばかりだったのかと思うと、病気のこととはいえ、まことに申し訳なく思います。保健衛生については今後、十分注意をしなければならないと思いを新たにしました。
 それにしても、コロナの日々の退屈さを耐え忍んでくださった〈ひかり〉入居者さんを思うと、頭が下がる思いです。

 2月13日〈ひかり〉のコロナ対応は解除になりました。いつもの日常が〈ひかり〉戻ってきました。
 と、いうことで早速いつものように、歌を歌い、集まってお菓子を食べ、楽しく過ごす。
 当たり前のように思っていることが、実は当たり前でもなんでもなくて、とても大切で、得難いものなのだと改めて教えてくれた、コロナの日々でした。

■コロナのあとさき

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