〈のーまらいふ暖〉新人Kの思うこと

こんにちは!のーまらいふ暖です!

 

のーまらいふ暖は福祉サービスを利用するための計画作成やそれらに関わる相談支援を行う事業所です。

 

梅雨に入り、今年もジメジメした季節真っただ中、紫陽花も綺麗な花を咲かせていました。

       

 

さて、今回のブログを書いているのは、この4月より異動でやって来た新人のKと申します。これまでは通所施設を中心に10年程現場勤務をしておりました。この度、初めて相談支援という業務に携わって、およそ2ヵ月が経過。

 

相談支援はその名の通り、希望する利用者さんやそのご家族からの相談を受け、行政やサービス事業所などとの連絡調整を図り、利用者さんの生活を実現するためのプラン(サービス等利用計画)を考えます。

 

もちろん異動してまだ2ヵ月の私は目下勉強中ですが、感想を少し。

      

相談支援の中には「モニタリング」というものがあります。これは利用者さん一人ひとりと面会し、立てたプランに沿って適切なサービス提供がなされているかということや、新たに課題(困り事)がないかを確認し、不具合が生じている時にはプランを修正したり、利用者さんの希望する生活ができているかどうかを評価するものです。

 

これまで私が勤務していた通所施設では30人程の利用者さんと毎日顔を会わせて、ドタバタ賑やかに日中活動として一緒に身体を動かしたり、軽作業を行ってきました。暖と契約を結んでいる利用者さんは沢山おられます。いくつかの通所施設で勤務していた私も初対面でお会いする方がたくさんいます。

 

もちろん、モニタリングで事業所にお伺いする際には、利用者さんの情報を一通り見てからお会いするのですが、情報と実際に会った印象のギャップに驚くことがあります。例えば、情報からは言葉数が少なくて、お話をしてくれる方なのかな?と思っていたらとても笑顔で、言葉は少なくても、頷きでこちらの質問にしっかり答えてくださったり・・・。

 

実際にお会いした後に情報を見直すとしっくりくるのですが、情報と想像だけでその方を理解しようとするのはかなり難しいと痛感しています。

 

まさに「百聞は一見に如かず」です。

      

相談支援の仕事というのは、利用者さんに関わるすべてを理解し、その方に合ったプランを考える必要があります。どんな場所で、どんな人のサポートを得、どんな生活を送るか、利用者さん本人が選択し、決められるように、相談員はあらゆる知識や人とのつながりをもとに、様々なサービスをコーディネートする役目を担います。

 

その利用者さんの事を正確に理解していなければ、不具合なプランを提示してしまう恐れもある、と考えると、相談支援の業務にはとても大きな責任があると感じました。

       

利用者さんの事を知る為には、まずは利用者さんとお話ししたり、共に時間を過ごす機会を大切にしていきたいと思います。初心に帰り、新たな気持ちで頑張ります。