<どれみ> 春に向って

こんにちは、どれみです。

 

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。

相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

やわらかい春の日差しがうれしい季節を迎えました

皆さまいかがお過ごしでしょうか

3月は別れの季節といわれています。慣れ親しんだ環境に 別れを告げ、大きな変化のある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

新しい出会いが楽しみな一方、不安で心が落ち着かないことも多い時期です。

 

どれみでも新たなステップに向けて羽ばたく子ども達の送り出しが始まりました。

 

当たり前の様に会っていた子ども達と4月からは会う頻度が激減する事への寂しさと成長した子ども達の姿への嬉しさで毎年複雑な心境になります。


この心境は子ども達だけに対するものではなく、同じ時間を過ごした家族の方に対しても同じです。


今年度はファミリーミーティングたんぽぽひろばお楽しみ会等を通してご家族で参加して頂く機会を例年に近い状態で行なう事が出来ました。

 

 

日々の療育日以外でも、この機会に子ども達の姿を通して家族の方と嬉しい事や心配や困り感の共有と様々な時間を一緒に過ごさせて頂く事が出来ました。


「どれみに来た頃はお部屋に入る事が出来なかったけれど、今は好きな遊びが見つかって率先して遊んでいる!」

 

「子どもと一緒に通ってきたからどれみに来なくなるんだなって私が寂しい」

 

私たちも同じ気持ちです


子ども達とも家族の方とも合える頻度は少なくなるけれど、その分会えた時の喜びは一入です。

 

毎年みられる光景としては・・・

久しぶりに会えて、両手を広げて待つ職員


恥ずかしさでもじもじしている子どもを追い抜いてハグをする保護者さん(笑)


子ども達にとってもご家族にとっても安心できる場所を増やしていく為の一歩のお手伝いが出来ていたら幸いに思うどれみのお話しでした。