こんにちは、どれみです。
名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。
相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
冬の寒さが一層厳しい頃となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
どれみは、建物の特性上 夏は暑く 冬は寒く、季節を肌で実感しながら子どもも大人も日々過ごしています。
寒さに負けじと遊ぶ子ども達と寒さに負けた大人がどれみで共に過ごすには、環境の調整が必要です。
今回は、子ども達と大人のあったかい団らん方法をお伝えします。
~子ども編~
朝 子ども達は外の寒さを一心に引き受けて、どれみに登園してくれます。
まずは、冷えた身体を温めて遊べる身体にします。
そんな身体のあたため方も様々です。
- 朝の遊びで温まる
適温に保たれたお部屋で、朝の遊びを通して身体を動かし冷えた身体を温め、整えていきます。
体温調整が苦手な子ども達の身体が温まるには時間がかかります。そのため冬は、長めに朝の遊び時間が取れる様にしています。
- 暖房で温まる
活動量が少なめの子ども達がいるお部屋では、冬になるとあったかい電気カーペットが登場します。
カーペットは触り心地がよく、集まってゴロゴロしたり撫でてみたり、触れて暖をとります。
- 人の体温で温まる
寒くなると普段以上に、職員のエプロンと服の間に顔や身体を入れたがったり、おんぶや抱っこをせがむ子ども達。
効率よく身体を温める事のできる方法ですね。
~大人編~
外の寒さを極力受けない様に厚着をして身体を縮めながら小走りで建物に入ります。
まずは、冷えた(くない)身体を子ども達と一緒に遊べる身体にしなくては・・・!
そんな身体のあたため方は毎年同じです。
- ラジオ体操で温まる
療育前の準備運動として年間を通して行っているラジオ体操。
全身運動なので冬には身体を温める事にも一役かっています。
- 身を包み温まる
ヒートテック・ネックウォーマ・膝かけ・上着・カイロ などを屈指して外気を遮断しひたすら自らの身体を温めます。
- 冷気を入れない!暖房器具で温まる
職員室の冷気が入り寒いのは窓際です。
窓際に段ボールで壁を作り、効率よく部屋を暖め、更にキープします。
そして暖房で部屋全体を温めます。
寒いこの季節には子供も大人も自力や環境調整とそれぞれの現状にあった方法で身体を温める事が出来ます。
これにより、療育では子どもも大人もたくさん遊び、職員室ではデスクワークと皆がその日のベストパフォーマンスをする事ができます。
寒い時期の身も心も温まるどれみの団らんのお話しでした。