〈ひかり〉わたしのひかり

 4月1日に〈ひかり〉の職員になり、4月3日から勤務しています。福祉の仕事は初めてで、右も左もわからず、ただただ不安な気持ちでいっぱいでした。
 経験したことがないことをするのは、誰もが不安になるものかもしれませんが、心配性のわたしは、新しい職場はどんなところだろう、どんな人がいるのだろうと、期待よりも不安が上回っていました。

 初めて〈ひかり〉を訪れた日は、不安から自然と歩幅は小さくなっていました。でも、わたしの中の大きな不安は、いい意味で裏切られることになったのです。
 あたたかな雰囲気のリビングに利用者さんと職員の笑顔が溢れていました。わたしは、その瞬間から心がほっこり暖かくなり、初めてなのにどこか懐かしささえ感じたのを覚えています。そこからは、あんなに不安に感じていた気持ちも消えていました。
 利用者さん、お一人お一人の笑顔、笑い声がとても心地よく、アットホームとよく言いますが、まさにその言葉がぴったりだと感じました。

 毎日聴こえてくる利用者さんの元気な歌声――懐かしい歌や季節の歌を歌い、手拍子が聞こえ、笑い声が聞こえる。そんな〈ひかり〉の穏やかで優しい息遣いは、勤務して間もないわたしでさえも、心地よく包み込んでくれました。
〈ひかり〉には、利用者さんの笑顔が溢れ、職員の笑顔が溢れ、憂鬱な雨の日でも気分が落ち込む隙を与えられないほど、笑顔が絶えない明るい空間――
 それが〈ひかり〉だと感じました。

■わたしのひかり

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