<どれみ>  あそびの研究会 ~其の2~

こんにちは、どれみです。

 

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。

相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

12月16日(金) 18時ごろ

 

日も暮れて、この時間になると外はもうまっくらで、気温も一気に下がり、冷え込みが増してきます。

 

ひとり またひとり

子どもセンターに向かっている多数の足音が聞こえてきます。

       



そうです!

今年度 第2回目の遊びの研究会!熱い大人の集結です。

  

 

私たちも熱い大人(参加者の方)に負けない熱さで迎えようと力が入り、気が付くと受付職員が5人横並びに・・・!

 

「圧が・・さすがに怖いよね・・・あっちに行こうかな」

 

定刻になり、あそびの研究会が始まりました。

 

今回のテーマは「触れて感じて相手を知る」です。

まずは、前回を振り返りながら、「私の心地よさ」「あなたの心地よさ」についてお隣さんの肩に触れてみました。

 

             

 

触る方はこの加減が心地いいと思い触ったけれど、相手はそうであったりそうでなかったり。

 

「この違いは?」

 

相手のいい案配を知るために身体に注目して皆さんと考えました。

骨や筋肉、関節、皮膚、感覚などのお話から皆さん自分の身体を動かしたり触って確かめながらお話を聞かれていました。

            

 

触り方では3つの違いを試して、相手の受け取り方が違う事を経験しました。

 

そして、あそび実験では!

★重さを予測する

★箱の中にはいくつのマッチ棒が入っているのか予測する

経験をしました。

 

  

皆さん自分の身体をフルに働かせて予測をされていました。

  

 

  

   


 

     



「これは身体の何を使って予測したのでしょうか?」

 

グループや全体でお互いの意見を聞く事で参加者さん同士の交流も深まります。

 

中には重さだけでなく中身まで予測して正解されたグループもありました。

 

実験後には、握手や手をつなぐ意味について皆さんと考えました。

       

 

急に手をつないだらびっくりしていたのには理由があるんだ。

手をつなぎたがらないのには子供のいろいろな理由があるんだ。

何気なくつないでいる手つなぎ・・深い!

 

研究会終了後にも質問やお話をしてくださる参加者の先生方の姿から主催側も嬉しくなります。

 

次回は来年度になります。

 

次回も熱い大人が集まり、熱い研究会になりますように。