〈どれみ〉紙粘土遊び

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

今年度は作品作りをすることが少なかったので、職員たちで話合い、紙粘土を使って作品作りをしました。

その様子をお伝えします。

 

まずは、準備の様子から。

子ども達が遊びやすいように、1つの紙粘土を6等分の小さいサイズに切り、乾燥しないよう、チャック付きの袋に入れて準備しました。

(子ども達の手の平に乗るくらいのサイズになり、持ちやすい大きさでした)

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初めは、紙粘土に気付いたり、触れたり、興味を持つことを目的に遊びました。

子どもの姿は・・・

 

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(袋から早く出して~!!) 

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(伸びるよ伸びるよ~びろろろろ~ん)

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(ん??何だ??むにむにしてる♪)

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(たくさんちぎったよ~)

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(職員と一緒に、紙粘土を握ってぎゅっぎゅっぎゅっ)

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こちらは、職員が丸く作った紙粘土を子どもに、投げると、トレイを使ってキャッチ!(ナイスキャッチ!!)

職員と楽しくやりとりして遊ぶ子の姿がありました。

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こちらは絵本の世界を紙粘土で表現する子どもの姿。

「おや、はっぱの上に小さなたまご。お月さまが空から見て言いました。」

声のする方を見ると、机の上にははらぺこあおむしとお月様の姿が!!

 

他にも、ちぎったものを落とし楽しむ子や、落ちている紙粘土を見つけては拾い集めてまるで宝探しをしているかのように遊ぶ子、手や足を押したり、中には唇に押し当てて不思議そうについた形をじっと見ている子、窓や机にぺたっとはりつけて遊ぶ子等、色んな紙粘土の遊び方がありました!またその遊びを見て、『僕もやってみたい』と言わんばかりに、真似してやってみたり、その遊びが気になり様子を見ている子の姿があったりと、紙粘土を通して子ども達の姿や遊び方の発見があふれた、豊かな時間となりました。

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そして、出来たがった作品はこちらです。

Aチームの作品。

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個性豊かなかわいい雪だるまたちが5Fでお出迎えします。

 

Bチームの作品。

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Bチームの作品は、みんなで使った粘土をひとまとめにして、雪だるまになりました。

廊下やお部屋に飾る予定です。

春が来るまで、もう少しの間、どれみの子ども達と共に一緒に過ごしたいと思います。