名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
“北風ピープーふいてくる”という歌詞がしっくりくる季節になりましたね。どれみの前にある大きな桜の木の葉は、北風に吹かれ散っていき、いよいよ本格的な冬が到来しました。感染症が流行る時期になりましたので、加湿や換気等にも気を付けながら、体調管理に気を付けてくださいね。
今回は絵具をつかった制作の様子をお伝えします。
8月に行った花火制作に続き、今回は“たんぽ”という布と綿で作ったスタンプを使って画用紙で作ったきのこの傘に模様をつけていきます。
〈どれみ〉花火制作 - MiRAiレポート (hatenablog.com)
まず、“たんぽ”は何かを知ってもらうため、一人1つずつ渡し、たんぽに触れる時間を作りました。指先でちょんちょんと優しく触れたり、匂いを嗅いだり…すぐ手放したり。拒む子もいたので、職員が楽しそうに遊ぶ様子を見せたり、一人で触れることが難しい子どもには、職員が手を添え一緒に触れたりします。
たんぽに触れた後は、職員がたんぽを使って遊ぶ過程を子ども達に見てもらいました。白地のたんぽに絵具をとんとんと付けて、「3・2・1…」の合図の後、準備した画用紙にぺたん!ぺたん!と色をつけて遊びます。
さぁ次は、いよいよ子ども達がたんぽを使って模様をつけていきます。
こちらはBチームの子どもたちの様子です。
Bチームでは、壁に貼った画用紙や模造紙に向かって自由にぽんぽんとたんぽで模様をつけて遊べるよう、部屋を設定しました。たんぽを絵筆のように使って形を描く子の姿もありました。(とっても真剣な表情です)
こちらはAチームの子ども達の様子です。
Aチームでは座卓の上に画用紙を置き、遊びました。
一色の絵の具で、とんとんとんと全体にまんべんなく模様を付けてみたり、色を変えて、カラフルな模様を付けてみたりしながら遊びます。
きのこの模様が付け終わってからも、“もっと遊びたい!!”子たちは、鏡に貼った模造紙で思いっきり遊びます。
(思わずにんまり笑顔)
(全集中!!)
(そして、終わった後の手洗いもしっかりね♪)
次は午後のクラスの様子です。
午後のクラスでは座卓や床の上に画用紙を置いて遊びました。
それに加え、午後の子たちには🍄が生える土を作ってもらいます。
長い模造紙に、ローラーや絵筆を使って茶色に塗っていきました。
大きな模造紙で、なかなか塗りごたえがあります。絵の具もすぐになくなるので、その都度足していきました。
さぁ、絵の具も足したので、先ほどの続きを…
あれ!?
(鏡で確認中)
かわいい姿を見せてくれる午後チームの子ども達です。
色々な遊びの経験を子ども達と一緒に積み、“楽しい”“もっと遊びたい”と思ってもらえる活動をこれからも探していきたいと思います。