<どれみ>  クリスマス週間の遊び①

こんにちは、どれみです。

 名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

 寒さも少しずつ厳しくなり、本格的な冬の訪れを感じる頃となりました。子どもたちは、冷たい北風に負けず、毎日元気にどれみに来所してくれています。

 

 今回は、12月13日~12月24日まで開催されたクリスマス週間の遊びの様子をお伝えします。今年もコロナの影響によりクリスマス会は開催できませんでしたが、子ども達には、いつもと違う遊び、長年どれみで続けている伝統的な遊びを体験してもらおうとクリスマス週間を作りました。

 まず紹介するのは、「風船の部屋」です。

風船の部屋には、大きな風船と小さな風船がいっぱいあります。子ども達は、風船を見ると走って風船を触りにいきます。

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自分の好きな色の風船を取りにいき、「あお」と大きな声で職員に教えてくれる子や自分の頭より大きな風船を両手に抱えてうれしそうに歩く子の姿がありました。時には、自分の好きな色の風船を求めて他児と取り合う姿や自分の投げた風船を見失っている子の姿もあります。

 職員が捨ててもよいと思うぐらい、小さくしぼんだ風船を大事そうに持つ子の姿もあります。自分の手に収まる大きさで持ちやすく、風船を押して、ゴムのムニムニした感触を楽しんでいました。

 

大きな風船は、風船の口の部分をもって遠くに飛ばしたり、バランスボールのようにうつ伏せで風船に乗ったりします。職員に抱っこされてトランポリンのように上下に揺れる感覚を楽しむ子の姿もありました。

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 次に紹介するのは、「蜘蛛の巣の部屋」です。

 今回から初登場した蜘蛛の巣の部屋。部屋中に裁縫のときに使う白いゴムが張り巡らされています。

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子ども達は、蜘蛛の巣の部屋をみると……

 ワクワクした表情で入っていく子、不思議そうに入っていく子、恐る恐る入っていく子がいました。ゆっくりと身を屈めたり、足をあげて跨いだりをしてゴムにひかからないように進む子や逆にゴムが当たる感覚を求めて、勢いよく通ろうとする子がいました。ゴムに絡まると出ることに一苦労ですが、ゴムが伸びる感覚が楽しく何度も触りにいっていました。

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 もう12月、やっと12月…みなさまにとってはどのような1年でしたでしょうか。寒さの中、元気に遊び回る子どもたちの姿に、この1年での成長を感じています。

他の部屋のクリスマス週間の遊びは、1月のブログでまたお伝えします。お楽しみに。

以上、どれみでした。