名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
早々と始まった梅雨はまだまだ終わりを迎えそうにありません…が、どれみは着々と夏の準備を始めました。今回はBチームのボールプールの遊びについてお伝えします。
部屋に現れた大きな大きなビニールプール!
さぁ…、今から何が始まるのでしょうか!?
(よいしょ、よいしょ)
“きっと、何か楽しいことが始まるのかなぁ?”と、わくわくドキドキしながら、小さなビニールプールを運ぶお手伝いの足取りは軽やかです。
(軽やかな身のこなし♪)
(ぽよ~んぽよ~ん)
ビニールプールが出てくると、さっそく忍者のような身のこなしでよじ登りプールの中へと入る子ども達。ビニールプールに寄りかかり、ゆらゆらと体を揺らしたり、ぽよーんぽよーんと体に跳ね返ってくる振動を楽しんだりする子がいました。小さい秘密基地みたいで大人も心くすぐられます。
まだお楽しみは続きます!本日のメイン、いよいよ小さなセラピーボールの登場です。「3・2・1」の合図の後、「ばっしゃ~ん」と子ども達のいるプールの中に流し込まれました。
びっくり顔の子や、「わぁ」と歓声を上げる子、ボールに興味を持たない子等、みんな違う様子の子どもたち。それぞれの遊び方で、思い思いにボールに触れて遊びました。
(せーのっ!)
(ぽーん!)
(ボールプール、気持ちいいなぁ♪)
(なんだか楽しい♪)
(どのボールにしようかな??)
(並べてあそぼう~♪)
ビニールプールの外に出たボールで遊ぶ子の姿も♪
袋から出てくるセラピーボールを目で見て、耳で聞いて、手で触れて。次は足、次はお腹。服の背中側にボールを入れられたりして、少しずつボールに触れていくことに慣れていきます。そして、全身でボールの感覚を楽しんでもらい、いよいよ本物のプール遊びに向かっていきます。
これから暑い夏に突入していきます。しっかり身体を整えて、夏に向かっていきたいです。