〈とも〉救急救命講習~実践編~

こんにちは、名張育成会生活介護事業所のともです。

 

今回は先月のブログの後編です。

 

☆さて、これは何でしょう❔❔(笑)

f:id:miraireport:20211019171913p:plain

答えは 最後に(^^♪

 

それでは救命処置(心肺蘇生とAEDの使用)から始めます。

f:id:miraireport:20211019172005p:plain

まず最初に応急手当普及員から心肺蘇生を教えてもらいます。

呼吸の確認ができない傷病者を発見したら、とにかく胸骨圧迫を始めます。

f:id:miraireport:20211019172034p:plain

胸骨圧迫のコツは3つあります。

  ◎強く(約5㎝しずむように)

  ◎速く(100~120回/分)

  ◎絶え間なく(中断を最小にする)

 

胸骨圧迫で心肺蘇生を始めたら、並行してすることがあります。周りに人がいたらその人にも協力してもらいます。

  ◎救急車を要請してもらって…

  ◎AEDをとってきてもらって…

 

f:id:miraireport:20211019172113p:plain

AEDが到着したら・・・

f:id:miraireport:20211019172135p:plain

電源を入れたら音声ガイドに従って、電極パッドを右前胸部と左側腹部に貼り付けます。貼り付ける肌が汗や水でぬれていたら拭きとって肌に密着させる←これ大事☝。

f:id:miraireport:20211019172207p:plain

AEDパッドを貼り付けると自動で心電図の解析が始まるのでこの時、「離れてください!電気ショックをします!」と注意を促し、誰も傷病者に触れてはいけないことを周囲に知らせます。

この対応を、救急隊員が到着するまで繰り返します。

…はい、一連の流れが問題なく出来ました!

 

救急車が到着する前に、心肺蘇生をすることとAEDを使用することのダブルで、傷病者の1ヶ月後の社会復帰率が2.3倍になることを学ぶことができました。最後は地域のAEDマップでAEDが設置されている場所を調べました。

f:id:miraireport:20211019172231p:plain

終わった後は研修報告書を書きま~す😊

 

・・・ということで(まじめにいきます)

何か起こらないよう、事前に整えておくことも重要ですが、普段元気にすごされている利用者さん、あるいは職員さん…、もう何が起こるかなんて誰にもわかりません。人と関わりながら人を支援するという、重大な業務についているからこそ、何か起こったことも想定して『まず異常に気づくこと!』そして『冷静に、スピーディーに対応できる』ように、この研修は必要不可欠なものなのです。キリッ✨

さっ、今からまた現場へ行ってきます!!

 

☆写真の答えは・・・5枚目の写真、訓練用ダミー人形の頭でした😊

 市の防災センターからお借りしたら3人様入っていて、思わずパシャリ☆これはなかなかお目にかかれるものではございません!