名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
先週末8/7(土)、どれみではマザーズミーティング(保護者イベント)を予定していましたが、コロナ感染拡大の状況を受けて、今回は見送りました。準備をしてきた分、残念な気持ちでいっぱいです。(また次回、お楽しみに♪)
計画当初から、イベント中は、お子さんをお預かりして療育を行う予定をしていたので、療育は実施し、当日は10名の子ども達が来てくれました。
今回はその土曜日の療育についてお伝えします♪
まずは、いつも通り、朝の会が始まります。朝の会が終われば、お楽しみの活動の時間の始まりです。
今回は10時~12時まで、夏の遊びを十分に楽しんでもらおうということで、ボールプール→色水遊び→水風船の三本立てで遊びました。(忙しいですよ~)
最初は、ボールプールの準備からです。枠を子ども達と一緒に作っていきます。
少し離れた場所から見ている子、職員と一緒に「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて枠を一緒に運んでくれる子、職員が運ぶ枠の上にまたがって動くのを楽しむ子の姿も。
少しずつ枠ができあがり、子ども達の期待感も膨らみます。
次はその中にセラピーボールを、職員も手伝いながら子ども達が入れていきます。
ボールがぱんぱんに詰まった袋から出すのが楽しくて、何袋も“やりたい”“任せて!”と求めてくれる子ども達の姿がありました。
せっせせっせと入れていくと・・・
床がどんどん見えなくなってきましたね。
ボールを全部入れ終わると・・・
少し離れて遊ぶ友達の様子を見たり、ボールに身体を埋めてみたり、
中には職員にボールの上で体をダイナミックに揺らしてもらうことを楽しんで何回も求めてくれるかわいい姿も。
そして、ビニールプールの狭い空間に身を寄せ合う子ども達も。
(気付けばいつもと同じメンバーが集まっていました~♪)
ボールプールが終わった後は、2つの療育のチームに分かれて水遊び(傘袋の色水遊び・水風船)で遊びました。
傘袋を頬にあてている子、傘袋に空いた小さな穴から出る色水をコップで受けて楽しむ子。他にも、水風船を目の下にあて、涙に見立てて、涙が目からこぼれ落ちる様子を見立てて遊んだりする遊びの名人の姿もありました。
豪華三本立てで疲れた子どもたちに、ここでちょっとしたプレゼント。“おやつ”です。
今回は“かっぱえびせん”と“たべっ子どうぶつ”を準備しました!
疲れた体に栄養補給。おやつが身に染みる~♪
コロナ禍で大勢集まるイベントはなかなか難しいですが、夏休み・お盆休みを利用して、夏ならではの楽しい経験を身体や心でたくさん感じてほしいと思います。
まだまだ夏は続きますので、しっかりと体調を整えてどれみの子ども達と夏を満喫していきたいと思います。