〈ゆぅら〉ようこそ!絵本の世界へ

放課後等デイサービス ゆぅらです(*^_^*)

ゆぅらは、小学校1年生~高校3年生の18歳になる前日までの支援を必要とするお子さんが、放課後や長期休暇に利用できる福祉サービスです。

 

3月に入り、まだまだ朝晩は冷え込みますが、日中の日差しはもうすっかり春の陽気です。

そろそろゆぅら畑も本格的に活動開始!の時期になってきました。

なので、今日はゆぅら畑の予行演習!!

 

お部屋の中に畑が登場し、職員が種をまき始めました。

 

始まったのは(・・?

ゆぅらの子どもたちも大好きなロシアの昔話おおきなかぶのお話です。

おおきなかぶと言えば、ゆぅら畑の大根の収穫では恒例になっているおおきなかぶごっこ

なので、子どもたちにとってはいつも身近に感じているお話のひとつです。

 

~おじいさんが、かぶの種をまきました。

「あまい、あまい、かぶになれ、大きな、大きな、かぶになれ」~

聞き覚えのあるお話にじっくり聞き入っている子どもたち

 

職員のお話にどんどん引き込まれていくと、

~あまい、あまい、大きな、大きな、かぶができました!~

 

~けれども、かぶは抜けません・・・「おばあさ~ん!」~

待ってました!とばかりにやってきてくれました!

~「うんとこしょ、どっこいしょ」~

このかけ声が始まったら、体が自然と動き出します!

~かぶをおじいさんが引っ張って、おじいさんをおばあさんが引っ張って、おばあさんを孫が引っ張って、孫を犬が引っ張って

「うんとこしょ、どっこいしょ」~

ちょっと配役に無理があるようですが、そこは楽しめれば何でもありで(*^-^*)

 

~かぶをおじいさんが引っ張って、おじいさんをおばあさんが引っ張って、おばあさんを孫が引っ張って、孫を犬が引っ張って、犬を猫が引っ張って、猫をねずみが引っ張って、

「うんとこしょ、どっこいしょ」~

見ている子どもたちも一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」

~スッポ~ン!!とうとうかぶは抜けました~

みんなで力を合わせると何だってできる!!そんなことを教えてくれるおおきなかぶのお話でした。

でも、ゆぅらではもう少し続きがありました。

あまい、あまい、大きな、大きなかぶはみんなでおいしくいただきました👏自然の恵みに感謝しておいしくいただくこと。これも大切なこと。ゆぅらのおおきなかぶはこれにておしまい(*^-^*)

こんなふうに絵本の世界を体験した後は、もっともっと絵本が好きになるようで、この後も絵本を見て楽しみました。

絵本の読み聞かせは、想像力や感受性が育ち、子どもたちの情緒の安定にもつながると言われています。

ゆぅらでは、学校で頑張ってきた子どもたちが、少しでもリラックスできるように、このように絵本を取り入れています。

ただ、ゆぅらの子どもたちは、長い時間同じ姿勢で座っていることが得意ではありません。

今回は、椅子を使用してみました。足を上げたりもたれたり、お尻をもぞもぞ落ち着かなかったり、それぞれの子ども達が工夫しながら座り、その場から離れず絵本を見ようとしてくれている姿に思わず “すごい!” こんなにじっくり楽しめるようになったんだね。と職員同士で喜び、子ども達が意欲的に参加してもらえる機会を重ねたいね。と職員もいつも以上にワクワクする活動となりました。

 

これからも絵本を通じて、子どもたちとゆぅらりとした時間を過ごしていきたいと思います。

 

最後になりましたが、

ゆぅら畑は、只今じゃがいもを植える準備中です!

折に触れて、ゆぅら畑の様子もお伝えしていきます!