〈どれみ〉 風船遊び

こんにちは!どれみです。

名張育成会が運営する児童発達支援センターどれみは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

12月のブログでも紹介した通り、どれみでは冬のお楽しみ週間に向けて、特別な遊びの支度をしてきました。

今回はその1つ「風船のお部屋🎈」についてお伝えします。

 

 

このお部屋は、名前の通り、部屋中風船だらけのお部屋です。

大中小と様々な大きさ、色、形(丸かったり細長かったり、中にはしぼんでシワシワになっていたり)の風船があります。

ちょうど子どもの背丈程の高さや、目線の高さ程になるように吊るされた風船もいくつかありました。

 

このお部屋での子どもたちはどうやって遊ぶのかな?

その時の子ども達の様子をどうぞ。

 

こちらは、風船をぽんと投げたり、転がして遊んでいます。

(大きな風船みーつけた!待って待って~) 

(待って待って待って~)  

(つかまえた♡)

(大玉転がし!?)

 

こちらは、感触や身体に伝わってくる感覚を味わって遊びます。

(長くて細い~。不思議。)

 

(ぼよんぼよんぼよ~ん)

(僕もやってみたい!!

(こんなこともできるよ~)

 

まるでバランスボールの上に乗っているかのように、弾んで遊んでいる子がいました。

他にも、長い風船を気に入って手放さず遊ぶ子、風船の口を気にする子もいました。

 

 

中には、“風船が割れるかもしれない…”と、部屋に入った時から耳をふさいだり、「ちょっと…ちょっと…怖いかも…」と言い、職員の近くで他の子ども達の遊ぶ様子を見ていました。割れにくそうな少し空気の抜けた風船や、あまり見慣れない細長い風船を手渡されると、むにゅむにゅぎゅっぎゅと握って静かに感触遊び始める子がいました。

 

風船という1つのアイテムをとっても、見え方や触れ方、感じ方、遊び方は子どもにとってそれぞれです。

子どもたちが『あ~楽しかった!また遊びたい!!』と満足して遊び終えることができるためにも、職員がもっと発達や遊びについて深く学んでいきたいです。

 

 

 

 

そして、2024年の新しい年を迎えました。

どれみの4Fのエレベーターホールの前の壁面も一新しました。

 

 

どれみの子ども達が大好きな、絵本『だるまさんが』の壁面になっています。

風船で作られているところが、なんとも遊び心をくすぐります♪

しかし少し残念なこと1つ…、この風船のだるまさんはとっても恥ずかしがり屋のようで、見ての通り背を向けがちです…。

 

ぜひどれみにお越しの際は、この恥ずかしがり屋の風船だるまさんを見て、ぽんと弾ませて遊んであげてください。

そして、くすっと笑っていただけたら嬉しいです♪

 

最後になりましたが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって、今年も良い1年でありますように。

 

以上、どれみでした!