〈のーまらいふ暖〉暖のご紹介

みなさんこんにちは!

のーまらいふ暖は福祉サービスを利用するための計画作成やそれらに関わる相談支援を行う事業所です。

と言っても、実際にどんなことをしているのか、よく知られていないかもしれません。今回は暖の仕事をご説明したいと思います。

障害を持たれる方が、何か福祉サービスを利用したいと思います。例えば「通院に一緒に行ってほしい」「昼間にどこかの通所施設に行きたい」「グループホームに入居したい」などです。その時に行きたい施設に直接電話をしていただいてもすぐに利用はできません。先ず市役所障害福祉の窓口に申請し、【障害支援区分】の認定調査をしていただきます。

           

これはその利用者さんにどれだけの支援が必要か、毎日安全に暮らしていけるのかを記した調査となります。(サービスによっては区分が必要ない場合もあります)

【障害支援区分】が決まったら、いよいよ特定相談支援事業所(暖)の出番です。

先ず利用者さんと利用契約を交わします。これにより色々なサービスを利用するための準備や経過報告を暖が行っていきます。

利用者さんご本人や保護者等と面談して、①どのようなご希望があるのか、②どんな事に困っているのかを聞き、どこの事業所に依頼するのか、③どんなサービスが必要なのか、④どれぐらいの時間なのか、その方の生活全体を組み立て、トータルプランとして「サービス等利用計画」を作成します。その後、市町村から支給決定され「受給者証」が発行されると、福祉サービスの利用が始まります。

利用者さんが安心してその事業所を利用されているか、利用者さんの希望に応じたサービスが提供されているか(希望とマッチングしているか)を確認し、経過を記録(モニタリング)します。モニタリングはサービスや利用者さんによって期間は異なります。

          

この障害福祉サービスは、サービス種類によって1~3年の期限があり、その都度、更新していきます。期間中の利用者さんの状態変化を各事業所や本人・保護者から聞き取り、新しい計画を作成して、本人・保護者に承認を経て次の期間の利用を続けます。

           

主な業務は計画案の作成モニタリングになりますが、利用者さんに何か課題が生じた場合、各事業所間での話し合いの場を設けたり、利用者・保護者をはじめ関係各所から相談事を受けたりして、解決の糸口を探って、安心して暮らせるようにしていくのも重要な仕事になります。時には医療機関教育機関、介護、民生委員さん等と連絡を図り、利用者さんの生活が豊かになるようチームとなってサポート体制を整えていきます。

 

様々な人が集まると、多くの意見や新たな気づきが得られます。それを活かし、チームやネットワークを形成し、利用者ご本人に寄り添い、支援者・地域住民とつながり、暮らしやすい街となるよう、これからも邁進していきたいと思っております。