<どれみ>  どれみの玄関

こんにちは、どれみです。

 

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。

相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

玄関回りは人が最初に入る場所で、その場所の第一印象を与えます。どれみの玄関は療育に通う利用児さんとその親御さん、相談にいらっしゃる保護者さんと子どもさん、セラピーに通ってくれる子どもたちと親御さん等、たくさんの方をお出迎えします。(もちろん私たち職員も♪)

 

今回はそんな様々な方をお出迎えするどれみの玄関をご紹介します。

エレベータが開くと季節ごとに移り変わる壁面がお出迎えします。

 



右側には下駄箱があります。ここで靴を脱いでお入りください。

 



下駄箱上には他機関のパンフレットや消毒、ご意見箱などが置かれています。

 そしてどれみの玄関にはいつも、生花が飾られています。

 

毎日、お花のお水を入れ替えたり、時期毎の新たなお花を飾っています。

 

 

生花から季節を感じ目でみて触れて匂いを嗅ぎ感覚で楽しむ事ができます。

 

 

私も出勤・退勤時にお花をみて(昨日よりも花が咲いているなぁ)(どくだみは強いなぁ。そういえばどくだみ茶を久しく飲まないなぁ)など、生花から生命力を感じながら自然と仕事以外の事を考えてリラックスしています。

 

そうそう、お花の効果のひとつとして、人間のストレスを緩和幸福感を与える働きがあります。

お花をみると脳内に「ドパミン」「セロトニン」「オキシトシン」といった幸せを感じやすくするホルモンが放出されます。

 

そして、リラックスしている時に出やすい脳波の「α波」も出現します。そのため、お花をみると、自然に心が和む癒されるなどの感覚が得られます。

 

壁面を楽しむ子どもがいて・生花を楽しむ大人がいる。

壁面が中心だった子ども達も成長に伴い大人の目線にあるお花に気付き、壁面の花と生花を親子で見比べたりされています。

お花を通して季節やその関連植物のお花などエレベータを待つちょっとした時間の大人同士などの会話のきっかけにもなります。

 

子ども達にとってお母さんやお父さんと一緒に初めて来た玄関。

いつしか1階の駐車場からお母さんと別れて「一人で来た!!!」と意気揚々で来るようになった学生さん(お母さんからの事前連絡は頂いています)

 

来る人、また来る人の成長や変化をいつも見守るそんなどれみの玄関のお話でした。

 

明日も来てくれる方を気持ちよくお出迎え出来ますように。