こんにちは!どれみです。
名張育成会が運営する児童発達支援センターどれみは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
今回は、紙粘土を使った「りんご制作」の様子をお伝えします。
はじめに、どれみの子どもたちが大好きな「りんご」の絵本を見ました。
「りんご」の絵本を楽しんだ後は…なんと本物のりんご🍏🍎の登場!!
りんご特有のあま~い香りが部屋中に一気に広がります。
触ってみたり、においを嗅いだり、中にはかじろうとする子の姿も。
(わぁ!おいしそ~)
(ぼくは絵本の「りんご」が好き♪)
さぁ、いよいよ紙粘土を使って“りんご”を作ります。
その前に…まずは紙粘土の素材の感触を十分に味わいました。
(くんくんくん♪)
(足につけてぎゅっぎゅっぎゅっ) (こちらは手につけてぺたぺたぺた)
(引っ張り合いっこしたら…)
(ぷっつん!切れちゃったぁ~)
(ちっちゃな丸がたーくさん!)
(鏡に押し当てたら…くっついた!)
他にも、丸めた紙粘土をまるでボールのように、ころころ転がしてお友達と遊ぶ子や、ちぎって遊ぶ子、押しつぶしてピザ等に見立てて遊ぶ子、手首に巻きつけて「見て!時計!!」と形を作って遊ぶ子がいました。
いつもはにぎやかな子ども達すが、紙粘土に触れている間は口数少なく集中ている子も多く、静寂に包まれました。
さて、いよいよ色付けして、形を整えて“りんご”制作も大詰めです。
Aチームでは、トレイに絵具を出して、ころころ転がしたり押しつぶしたりしながら色をつけていきます。
Bチームではあらかじめ色をつけた紙粘土を準備しました。
(ぎゅーーーーっ) (ころころころ~)
少しずつ色を付けてきます。だんだん色濃くなってきました。
そして、形を整え、最後にリンゴに枝を刺したら…
(きゅっきゅっきゅっ)
(枝を…ぶさっ!)
(もっと刺しちゃお~♪)
完成!!
赤いりんご。ピンクのりんご。黄色いりんご。枝多めのりんご。
鮮やかなりんごがたくさん出来ました♪
りんごの制作に伴い、どれみの玄関前の壁面も“りんご”に変更しました。
りんごで溢れかえっているどれみです🍎🍎🍎
その時期その時期の旬のものに触れる時間を十分に取りながら、子ども達が知っている・安心できる世界が少しずつ広げていけるように、これからも様々な遊びを通して伝え続けていきます。