〈どれみ〉クリスマスリース制作

こんにちは!どれみです。

名張育成会が運営する児童発達支援センターどれみは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

早いもので12月に入りました。

年末に向けて気ぜわしい時期に入りましたが、子ども達にとってはとってもとっても楽しみにしているイベントがある楽しみの時期の一つでもあります。

 

それは…クリスマス!!

今回は、クリスマスにちなんだ絵具を使った制作の様子をお伝えします。

 

今年度6月に行ったかたつむり制作に続き、今回は“たんぽ”という布と綿で作ったスタンプを使って画用紙で作ったクリスマスリースに模様をつけていきます。

 

 

子ども達が持ちやすいよう、スタンプに柄をつけたたんぽを使って遊びました。

こちらは午後クラス、Aチームの様子です。

 

(絵の具をつけて、トントントン♪)

(色んな色を組み合わせて、ぬりぬりぬり)

(顔ができた~!!)

 

黙々とクリスマスリース作りを楽しみました♪

 

そして、早々と終えた子たちは、壁に貼った画用紙や模造紙でさらに遊びます。

(足にぬって、気持ち良い~♪)

(次は手にも、もっと塗ってみよう♪)

大きな模造紙のキャンパスに絵を描いて楽しむ姿も♪

太く描きたいところはたんぽを使い、細かいく描きたい時は指先を使ってと使い分けて、大作を描いていました。

 

ある子は、手に色んな色の絵具を足しては、まるで泡で手を洗うように優しく手をこすり合わせ、絵具の感触や色の変化を楽しんでいました。

(クリーム色に、エメラルドグリーン、淡いパープル。次はどんな色に変わるかな??)

 

こちらはBチームの様子です。

(しっかり絵具をつけて…ぺたっ!)

(しっかりたんぽに絵具をつけて~)

(お絵描き~♪楽しいなぁ♪)

 

たんぽが手に馴染まない子もいましたが…

(嫌だよーー)

たんぽから絵筆に変えると、絵具で遊ぶことができました。

 

中には、絵具を入れていた小鉢に注目してくれた子の姿も。

手にべったりと絵具がついてもお構いなし!

 くるくるくる~くるくるくる~

小鉢を器用にくるくる回して集中して遊んでいると、それに気づいた子が近付きました。そして、くるくる回る小鉢を見て、大爆笑!!

一気に、部屋の中が和やかな雰囲気に包まれます。

 

子ども達の様々な姿や表情、笑いあり、涙ありと賑やかなBチームでした!

柄のついたたんぽは子ども達の手に馴染むよう改良しつつ…今回の経験を糧とし、絵具遊びを伝えていきたいと思います。

 

そして出来上がったクリスマスリースの作品は、子ども達の経験や思いがぎっしり詰まった大きなクリスマスツリーへとなりました。

 

4階の玄関前と、

 

5階の廊下に飾ってあります。

お立ち寄りの際は、ぜひ子ども達の作品をご覧ください。

以上、どれみでした!