こんにちは
突然ですが、読者の皆様はこの写真に映っている機械は何に使うと思いますか❓
それでは利用者さんの生活スペースを覗いて使い方を見てみましょう🎵
おじゃましまーす!!
とあるお部屋を訪問すると、利用者さんが車椅子からベッドに移動するようです。
職員2人が集まって「せーの!」と声が聞こえます。
無事にベッドへは移動できましたが、職員から「ふー…イテテ…」という声が思わず漏れます。
そうです。この移乗支援は介護あるあるの腰痛に繋がってしまうことがあるんです(´;ω;`)
そこで先ほどの機械が登場❕❕
その名も「モーリフト」!
介護リフトの一つです。
では実際に使っている場面を見てみましょう✨
まずはこの身体を包み込んでくれるシートを利用者さんの背中~太ももにかけてセッティングします。
そしてリフトのフックに紐をかけます。
準備ができたら、
「○○さん、上がりますよ」
と必ず声掛けをしてからリフトを操作して高さを上げていきます。
ベッドの上までリフトで移動します。
先ほどと違って職員一人なのに利用者さんの身体が持ち上がりました✨
利用者さんの身体がベッドについたら、紐をフックから外します。
最後にシートを取り除いたらベッドへの移乗が完了です✨
ね、簡単でしょう?💗
介護リフトを使用する最大のメリットはやはり
「職員の腰痛予防」ですね!
そんな介護リフトですが、ここで成美の秘密を…
実は成美には前からこのモーリフトがあったのですが、あまり使われていなかったんです(;´Д`)
「使い方わからないなあ…」「職員2人でやったほうが早いから…」と思っていました。
しかし支援を見直していく中で
「もう一度使用することを進めていきましょう✨」
となり、現場で使い方のレクチャーが始まりました。
今ではほとんどの職員が使えるようになっています✌
利用者さんも年齢を重ねる中で様々な支援が必要になっていきます。
介護リフトのような機械を使用してしまうことで、「人の手のぬくもり」を感じることはできないかもしれません。
しかし、お互いに安全に生活できることを思うと機械の力は偉大です。
機械ではできない支援…それは「心」です。
利用者さんに寄り添うことは私たち支援員でしかできないことだと思います。
「心」は成美職員全員、誰にも負けない「ホットな心」を持っています💗
余談ですが、リフトを職員も体験しました。
とっても安心して体を預けることができました(#^.^#)
優しさに包み込まれるようです…。
以上 成美でした
名張育成会 成美