〈どれみ〉きんぎょがにげた

こんにちは!どれみです。

名張育成会が運営する児童発達支援センターどれみは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

こちらは、どれみの子ども達に人気の絵本、『きんぎょがにげた』です!

この絵本は、逃げたきんぎょが何かに紛れては隠れる、探し絵の絵本です。

 

絵本が始まると・・・

 

ご覧の通り、誰よりも早く金魚を見つけようと絵本とにらめっこ。

“隠れた金魚を見つけるぞ‼”と意気込みが、熱い眼差しから強く感じます。

「いた‼」

見つけた時の嬉しい声が部屋に響きます。

 

子どもたちの好きな『きんぎょがにげた』の絵本の世界を、どれみの中で作って見ました。

 

5Fのエレベーターが開くと…

 

金魚鉢に入った金魚がお出迎え♪

 

廊下に目を向けると…あっ、きんぎょが逃げてるー!!

 

こっちにも、きんぎょ!!

 

あっちの部屋もきんぎょ!!

 

 

きんぎょ!! きんぎょ!!

 

どれみの部屋のあちらこちらにたくさんの金魚が逃げちゃったー。

 

子どもの目線より高い場所に貼ったため、気付いてくれる子いるかな??と思っていましたが…

 

登園するとすぐに気付き、きんぎょに向かって指差ししたり、「えぇぇぇ。なんでこんなとこにいるんだよ~」と、笑って伝えてくれる子の姿がありました。

 

そして廊下の中央には、子どもたちの作品とともに、

宙に泳ぐ金魚の群れ!!(すだれ風)

 

手を伸ばしてジャンプすると届くか届かないかの絶妙な高さに設定された金魚の群れ。触れたくて、何度もジャンプする子続出です。

 

子どもたちが勢いよくジャンプして何度もチャレンジしてくれているうちに…、少し絡まってしまいましたが、ご愛敬で。(また直しますね。)

 

絵本からきんぎょが飛び出した!!という設定で、少し遊び心含めた環境にしています。気付く、気が付かない、好き、触れたい、嫌だ…等、子どもたちの姿を見ながら、今後の遊び場の参考にしていきたいと思います。

 

どれみが子ども達にとって安心して楽しく通える場所となるよう、様々な工夫をしながら居心地の良い空間を作っていきたいです。