〈ひかり〉ひかりの響き

 前回のブログテーマは「哥」でした。今回のテーマは「音」そのものです。
〈ひかり〉にあふれる様々な音たち。生活空間には様々な音があり、それがわたしたちの生きている証だとも言えます。
 このブログで公開している〈ひかり〉の様子を映した動画。あの動画の音はたいていの場合、後で加えています。編集の段階で、まったく音のない動画を見ているわけですが、無音の動画はどこか淋しく、ちょっと切なくなるような印象を持ちます。。
 世界的に有名な日本人の映画監督がいて、その監督は、
「映画は音と映像の相乗効果だ」
 と、言っています。

 静止画は絵画のようで、無音の状態で静かに観賞することが似合います。切り取られた風景を見つめていると、その奥にあるもの、フレームの外にあるものや、そこまでの経過と、その先に続く未来を、想像できたりもします。
 しかし、動く絵は、音楽やその他様々な音が加わって、初めて絵に厚みが生まれるように感じられます。その音は、必ずしもその瞬間の音でなくてもいいかもしれません。

 さて〈ひかり〉の音です。
 生活の音。人が生きている音。声や、足音や、カーテンを閉める音や、食器が触れ合う音や、水道の蛇口から流れる水の音――
 私たちは見ることによって、多くの情報を得ていますが、耳から入る情報、音による情報にもずいぶん助けられています。
 たとえば入居者さんの声の感じから今日は調子が悪いのかなとか、今日は元気がいいなとか、職員は入居者さんの、その日の体調や気分を推測したりします。
〈ひかり〉には本当にいろいろな音があり、その音はまるで生き物のように絡み合い、響きあって、〈ひかり〉の生活に色を与えてくれている。と、同時に職員を助けてくれています。
■ひかりのおと

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