〈どれみ〉秋の制作

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

 

 朝夕は随分と涼しくなりましたが、いかがおすごしでしょうか。

日中の気温差もあり、体調管理が難しい時期になりましたが、お体には十分お気を付けくださいね。

 

先日の子どもたちの制作の様子をお伝えします。

さて、何を作っているでしょうか??

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四角いスポンジに白い絵具をつけ、丸く切り抜いた型枠をセットした画用紙に、とんとんとんと優しくたたきます。

 

とんとんとん…

とん、とととん…

 

型枠を取ると、○が6つ並んだお山が見えてきました。

次は、その○のお山の下に凸型に切った画用紙を糊でぺったん。

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だんだん形が見えてきましたね。

仕上げは、黄色い大きな○型に切った画用紙に糊をしっかり塗って、

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ぺったん!!

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完成~♪

もう何か分かりましたよね??

白い○は「団子」、凸型は団子をのせる「三方」、黄色い大きな○は「お月さま」。

正解は、お月見団子の制作でした~♪

おいしそうなお団子できました!!

 

ちなみにお月見とは…

1年の中で最も空が澄み渡る旧暦の8月に、美しく明るい月を眺める行事のことで「十五夜」(「中秋の名月)とも言います。

お月見には、「美しい月を愛でる」だけではなく、収穫に感謝する意味合いも込められています。そのため、月や収穫物にちなんだものを食べたり、お供えしたりします。お月見の定番の月見団子は、丸い形をした団子が、満月を連想させることから、中秋の名月にはお団子をお供えする風習が定着したようです。

 

最近の秋のイベントと言えば、ハロウィンをイメージする方もいらっしゃると思いますが、私たちの先祖が大事にしてきた日本ならではの秋の行事を、ご家族や大切な方と、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

今年の十五夜は、10月1日(木)です!!

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こちらはどれみ4F玄関前の壁です。

題して「わにわにのお月見」♪

ススキや三方にのった団子で立体感があり、秋を感じる風景です。また近くにいらした際は、ぜひご覧下さい!!