ジェイク・シマブクロ、タイマネ・ガードナー。ハワイ出身のウクレレの名手たちです。youtubeで検索をかければいっぱい動画が出てくると思います。
凄いですよ。ウクレレというのはここまでできるのかと感動します。
ひかりでは最近ウクレレがちょっとしたブームになっています。
ウクレレという楽器は奥が深く、簡単に弾くこともできれば、高度なテクニックを駆使することもできます。シャラン、シャランと弾きながら「アロハオエ~♪」と歌うくらいなら、それほどテクニックは必要としません。「2時間でマスターできるウクレレ」を謳い文句にしている音楽教室もあるくらいです。個人的な意見ですが、2時間はちょっと厳しいかなとは思います(^-^;。
しかし血の滲むような練習をしなければ最初の一歩を踏み出せないというような楽器でないことも事実です。身近にあって、ちょっと手を伸ばして演奏できる楽器。そんなイメージです。でも極めれば、冒頭にあげた二人のように超絶技巧を駆使することもできます。
ひかりでウクレレ合奏隊が出来た理由は、何よりも入居者さんたちが歌うことが大好きだから、ということにつきます。歌の伴奏ならカラオケでもいいじゃないかと思われるかもしれませんが、なかなかそうはいきません。一部の隙も無いようなかっちりとした伴奏は、同じようにかっちりとした歌唱を求められて、もっと自由に、心の赴くままに歌いたい人には不向きです。
その点、生演奏は、演奏者のうまい下手はともかくとして、歌い手さんのペースに合わせて演奏を変えることもできます。
最初歌の伴奏はギターでした。余談ですがギターという楽器、実は譜面に書かれている音よりも1オクターブ下の音が出ています。だから歌の伴奏に向いているわけです。
で、ウクレレです。職員からギターは難しそうだけどもっと簡単な楽器はないかと質問をうけて「では、ウクレレはどうですか」となりました。ギターを弾いている職員も、最初に手にしたのはウクレレでした。
それやこれやでウクレレの輪が広がって行き、今では5人がウクレレを手にしています。そこにウクレレだけではない「賑やかし隊」という打楽器演奏隊が加わり、気が付けば、「ひかりウクレレ演奏隊」+「ひかり打楽器演奏隊」=「ukulelen.(読み:ウクレレン_最後のピリオドも含めます)」が出来ていました。
今回のブログタイトル「めざせ! 第一回ひかり音楽祭」は入居者さんと職員が大いに盛り上がる予定のイベントとして企画しています。
「皆さん、乞うご期待」ということころですが……ひとつ乗り越えなければならない大きな壁があります。曲を弾く前に、ウクレレ演奏の基本だけは習得しなければなりません。
大丈夫、ひかりの職員さんなら絶対にできます。
「ukulelen.」は、ウクレレを弾いて楽しく歌うだけではなく、ウクレレは誰でも弾けますよということを身をもって証明する役割も兼ねています。