名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
梅雨の季節になりました。みなさんいかがお過ごしですか。
今回は、どれみに来てくれている小学生の子ども達とスライム作りをした様子をご紹介します。
子ども達には2人ずつグループになって、スライムを作ってもらいました。
最初に計量です。洗濯のり500mlと水500ml、謎の液体1ℓを100ml刻みで線を引いたペットボトルに入れていきます。子ども達は材料を入れる係とペットボトルのメモリを見る係に分かれて「ここまでやで!」「もうちょっと!」「ストップ!」と言いながら取り組んでいました。6年生と1年生のペアは、6年生のお兄さんが手取り足取り教えながら引っ張ってくれるなんとも頼もしい姿がありました。
分量を量り終えたら、次は混ぜる時間です。タライを準備し、そこに水と洗濯のりを混ぜていきます。のりのドロッとした感触を楽しむ子ども達。次に謎の液体を入れていきます。混ぜていくと・・・少しずつまとまりトルコアイスのようにのびたり、かたまったりする様子を「うわー!すごーい!」と言い、とっても楽しそうでワクワクした表情でした。
スライムが出来上がると、それぞれのトレイで思い思いに遊ぶ姿がありました。スライムの感触が気持ち良くてずっと触っていたり、スライムを持ち上げゆっくり落ちていく様子をじっと見ていたり、垂れてくる様子を「ゾンビだぞー」と見立てる子どももいました。
色粉を準備すると、子ども達は好きな色をそれぞれ選びました。赤色を選んだグループは、初め淡いピンク色でしたが、色粉を足していくにつれて真っ赤になり、「血みたいー!!」と笑いに包まれる場面がありました。他には、赤
色と青色を混ぜて紫に変化したスライムを見て「ブドウゼリーみたい」「おいしそう」と楽しむ姿もあり、スライム遊びを堪能した楽しいひとときでした。
洗濯のりをスライムに変身させた「謎の液体」とは、ホウ砂と水を混ぜたホウ砂水でした。