名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
気持ちのいい秋風が吹き渡るころとなりました。
どれみでは、毎月第2土曜日に小学生の小集団の療育をしています。8月からは3ヶ月かけて「おにぎり作り」「おかず作り」そして「お弁当作り」を計画しました。その中で、今回は「お弁当のおかず作り」の様子をご紹介します。
まずは、ハンバーグ、ポテトサラダ、タコさんウインナー、竹輪きゅうり、卵焼きと沢山あるメニューから子ども達はそれぞれ作りたいものを「これにする!!」「どれにしよう・・・」と言いながら選んでくれました。
やはり1番人気はハンバーグでした。2番人気はまさかのポテトサラダでした。
ハンバーグ作りでは、玉ねぎのみじん切りから行いました。職員に切り方を教わりながら上手に切る事が出来ました。料理好きの男の子は、「1人でできるよ」と言い、大人顔負けのみじん切りテクニックを見せてくれました。
いよいよハンバーグの種を捏ねます。どれみでは、ひき肉やパン粉が手に付く事を嫌がる子どもが居るため、ビニール袋を使って捏ねていきます。
ビニール袋にハンバーグの種を入れて「この感触気持ち良いー」とお友達と楽しそうに言い合いながら捏ねていました。ハンバーグを成形する時は、丸い形やハートの形等いろいろな形を作っていました。ソース作りでは、子どもからの「ハンバーグの肉汁が出たフライパンで作ったら美味しいよ」と主婦顔負けのアドバイスで美味しいソースが出来ました。
ポテトサラダ作りでは、ジャガイモを潰すのに悪戦苦闘!力加減が難しく、ボウルの底が壊れてしまう事も・・・。そんなアクシデントもありましたが、キュウリやニンジンを上手に包丁で切り、味付けはレシピの分量を見ながら丁寧に作る事が出来ました。
タコさんウインナーや竹輪きゅうり、卵焼きも上手に作る事ができ、容器におかずを詰めていきます。バランやカップを使って、色合いを考えて詰めたり、大好きなウインナーだけを豪快に詰め込んだりとそれぞれ個性溢れるおかずが出来ました。
最後は、みんなでワイワイ喋りながら美味しく頂きました。
来月はいよいよ集大成の「お弁当作り」です。