〈ききょうの家〉新しい仲間が増えました!!

こんにちは!ききょうの家です😁🎶

ききょうの家では主に知的障害のある利用者さんの日中の活動の場として、また身体障害を併せ持つ利用者さんの活動場所として、日々にぎやかに開所しております。

新年度を迎えききょうの家に新しい仲間が

2名増えました!!

今回は新しい仲間のご紹介です😊

まずはMさんです🎶

Mさんの好きな事は扇風機やタイヤなど回るものをじっと眺める事だそうで、自宅ではミニカーなどお気に入りのものを並べてゆったり過ごされているそうです🚗

 

続いてはWさんです🎶

Wさんの好きなことは小麦粉粘土を触ったりバランスボールに座って揺れる感覚遊びやおかあさんといっしょで流れる童謡が好きだそうです😊🎶

 

新しい仲間が増え、より一層にぎやかになったききょうの家!!

 

新しい仲間が増えましたが、共通して大切なことは…。

ご本人にとって安心できる居場所と感じてもらえること。利用して下さるお一人お一人の安心に繋がる支援や環境を職員全員で

考えていきたいと思っています。

以上、ききょうの家でした😊

〈認知症相談〉理解すること

 何といっても周囲の人の理解が大切です。認知症の方の支援を困難にする要因の大きな部分を占めるものがBPSDであるということはこれまでにも説明させていただきました。

1.おさらい
 少し専門的なことになりますが、BPSDが起きる原因には①背景因子と②誘因があります。

①背景因子とは:「因子」とは、ある結果を引き起こすもとになる要素のことです。この場合ですと、BPSDを引き起こすもとになる要素。具体的には生活環境や持って生まれた性格です。

②誘因とは:聞きなれない言葉かもしれませんが、意味は「ある作用を引き起こす原因」ということです。この場合ですと、「BPSDを引き起こす原因」ということです。

 つまり、認知症という病気の中核症状があります。そこに生活環境や性格(遺伝的要因等)が加わることでBPSDが生じやすい状態が生まれます(背景因子)。
 いままでできていたことができなくなるということでストレスが溜まります。
 そこにご家族や支援者などから、失敗を咎めるような厳しい言葉がかけられます(誘因)。
 ストレスが溜まっていたところに、厳しい言葉がかけられることでBPSDが発症します。

 つまり誰かの言葉、あるいは態度が、BPSDのスイッチを入れるということなのです。ここで難しいのは、スイッチは認知症の方それぞれによって異なるということです。支援者にとっては何気ない言葉であっても、受ける側にはそれが耐えがたい言葉となり、BPSDのスイッチとなる。そういうことだとご理解ください。
 繰り返しますが認知症は病気です。先に背景因子に本人の性格もあるということを書きました。BPSDには性格が影響を与えると言われています。だからといってBPSDが性格のせいだということではありません。仮に、支援者が介護拒否にあったとしても、それは支援者であるあなたが嫌われているからではありません。認知症になられたご家族が意地悪な性格というわけでもありません。すべて病気です。
 この〈認知症相談ブログ〉の第1回でも書きましたが、認知症は病気ですので、医療機関にかかることは当然のことです。認知症にかかられたご家族と一緒に暮らし、その行動に戸惑っておられるか方に、私たちが医療機関の受信をお勧めするのは、病気の気配を感じているのに放置することで、病気がさらに悪化することを防ぐためでもあります。



2.周囲の人の理解
 その行動は病気であるということ。つまり治療の対象であるということです。とはいえ支援者として強いBPSDがある方の支援をしていると、仕事として支援をしている私たちでさえ、困惑することがあります。
 そこで、まずはその人の気持ちを考えてみたいと思います。認知症になると、以前のように物事ができなくなります。病気の初期段階では、以前のように物事ができないことをご本人が一番感じています。

・以前のようにうまくできない……自分で言うのは恥ずかしい。
・年だから仕方がない。
・家族に迷惑をかける。
・テレビでみる認知症のような、あんなふうになりたくない。
・子供にできなくなっていく自分を見せたくない。

 いかがでしょう。その人の気持ちになってみれば、不安の中にいるということは理解できると思います。家族はもちろん何とかしたいと思っていますが、しかし誰よりも助けを求めているのは、ご本人です。
 助けてほしい、でもいえない。その上、家族や周りの人に失敗を怒られたりなじられたりしたら、失敗することへの不安や恐怖を感じることは当たり前です。すると精神的に強いストレスがかかる。そうなれば精神的にも不安定になります。結果、怒りが抑えられなくなったり、幻覚や幻聴、妄想などが出てきます。

3.対応について 
 なによりも本人が安心できる環境、落ち着ける環境が必要です。そうすることによってBPSDの発症する可能性はずいぶん低下します。
 と、同時にいま何らかの不適応行動が出ていたとしても緩和できる可能性があります。緩和というのは改善されるという意味ではなく、相手を理解することで、支援者が感情的になる状況を回避できる可能性があるということです。支援者の心のありようは、相手に反映されます。これは認知症に限ったことではありません。支援者が感情的になれば相手も感情的になり、支援者が落ち着いていれば、相手も落ち着いてくれます。
 例えば、こんなやりとりをイメージしてください。家族がグループホームに面会に来られました。母親と娘の会話という設定にします。

「わたし、今度帰りたい」
「無理よ」
「どうして、あそこはわたしの家なのに、どうして帰っちゃいけないの」
「だって、お母さんひとりでは暮らせないじゃない」
「どうして? 暮らせるわよ。お前たちが家を出てからずっとひとりでやってきたんだから」
「無理だって。いまのお母さんはさっきのことも忘れちゃうじゃない」
「忘れていなんかいない! お前のことだってちゃんと覚えてる! ひとりで暮らせないわけがない! 絶対に帰るから」

 こんな感じのやりとりに発展していきます。
 私たち支援者が同じことを言われた場合はこんな対応をします。

「わたし、そろそろ家に帰らないといけないの。帰りますから」
「そうですか。承知しました」
「じゃあ、さっそく準備をしますのでよろしくお願いいたします」
「その前に娘さんに連絡をさせていただいてよろしいですか」
「娘に言わなくてもいいでしょう。わたしのうちなんだから」
「申し訳ありません。ここに来いただくときに、お嬢さんからお母さんが自宅に戻られるときは、先に連絡をいただくようにと言われています。お嬢さんが迎えに来られますので」
「そうですか――わかりました。では連絡をお願いします」

 実際は、この通りではなく、その時々に臨機応変に対応します。ここで重要なのは冒最初の部分です。帰りたいと言われたときに、「帰れません」と申し上げると認知症高齢者の方は、そこで不安になり、混乱して感情的になります。だったら、わかりましたと答えれば、自分は帰ることができるということで安心をされます。そこから話を展開していくという手法を私たちはよく使います。
 これは繰り返し申し上げていることです。何よりも、まずは否定しないこと。相手が信じている世界を大切にすること。思いに寄り添うということは、そういうことではないかと私たちは考えています。

4.まとめ
 認知症の方ができるだけストレスを感じないように接する。基本はそれです。それがすべてと言っていいかもしれません。もちろん医療という選択肢もありますが、今回は医療以外の部分です。

 まずは自分たちのこととして考えてみてほしいというのが私たちの考えです。それは非常に難しいことだということはわかっています。難しいというのは現実です。現実的にはとてもできない。そういうことはたくさんあると思います。
 しかし理想的な接し方ということについては知っておいてもいいように思います。といって素晴らしい方法があるわけでもありません。仕事として認知症の支援をしている私たちでも、日々悩みながら支援をさせていただいています。

 このブログには私たちに直接相談していただ抱けるフォームを作ってあります。どんなことでも結構ですの、お悩みの方は気軽に相談してください。できるだけお力になりたいと思っています。

 よろしくお願いいたします。

docs.google.com

〈ココロノイロ〉春だ🌸!!!

こんにちは、ココロノイロです。

ココロノイロは小学生から高校3年生(18歳のお誕生日まで)の支援を必要とする子ども達を対象に、放課後や長期休暇に利用できる福祉サービスです。

 

 

もう季節はしっかり春ですね( *´艸`)

ココロノイロの子どもたちは様々な場面で春を感じてくれています☆



 

絵本も春仕様になりました♪

 

テントウムシだ~」テントウムシに大変身♪♪

テントウムシさんは春の虫かな~と絵本で春を感じてくれました!(^^)!

 



 

みんなが大好きな公園でも~

 

 

 

 

きれいな桜が咲いていました!

 

「みてみて!きれいに咲いているよ!!!!」と嬉しそうに教えてくれました☆

子どもたちの目線の高さにある木でしたので、桜を近くで感じる事が出来ました( *´艸`)

 

最後はおやつ作りで春を感じました♪

春の旬の食材の玉ねぎを使ってオニオンリング玉ねぎラーメン作り!



 

 

玉ねぎの良い匂いがするおやつ作りでした♪

 

いろんな場面で春を感じてくれた子どもたち♪

これからも季節を感じられる活動考えていきたいです!(^^)!

 

以上ココロノイロでした!!

〈春は自然がいっぱい♪〉

こんにちは、れいあろはです。

れいあろはでは、支援を必要とする子どもや保護者、子どもを支える人々を対象に支援を行っています。その子のありのままを受け入れ、愛おしく思う。子どもの笑顔を、家族と共に見守り、喜び、そっと手を取り、寄り添う。そんな気持ちを大切に支援しています。

 

今年度が始まり、1か月が経とうとしています・・・

園庭にはクローバーがたくさん咲いています🌸

気持ちよさそうにクローバーの上に寝転んだり

 

 

クローバーを両手いっぱいに持ち、「3.2.1」の掛け声で

「それ~」と上に投げたりしました!

  

 

  

職員が頭に乗せて「帽子~」と言って見せると

「僕も乗せて~」と言って真似してくれました🍀

 

お花葉っぱを見つけると「見つけたよ」

プレゼントしてくれるお友達や

  

 

「一緒だね」と言いながら見せ合いっこしている姿がありました☺

 

「ここに虫がいるよ!」の声で

興味津々で集まってきました!

 

 

ミミズや、ダンゴムシなど、たくさんの虫に大喜びな

子どもたちでした(^^♪

 

 

 

 

春の自然を感じながら、たくさん外遊びを楽しみました♪

以上、れいあろはでした!

〈ひかり〉クルッとたこ焼き

4月13日

〈ひかり〉はたこ焼きパーティーで、盛り上がっておられました!!コロナ過が落ち着き、こういったイベントがまた再開出来る事をうれしく思います。

 〈ひかり〉のたこ焼きパーティーでは【すべてご自身でしてもらう】ということで準備をさせて頂きました。なんでもかんでも職員がするのではなく、お一人お一人の能力や、自分らしさを発揮して頂きたいというのが職員の気持ちです。

 ネギやしょうが、お出汁など材料を人数分一人一つのお盆にセット。

 2つのグループに分かれて頂き、いざ!!パーティースタートです!みなさんさすが、慣れた手つきで具材を投入されています。赤や緑の彩が美しいですね。

「焼けるのが楽しみだね~」

とニコニコされながら待っておられる姿も。

 入居者様の中に、たこ焼き屋さんを営んでおられた方がいらっしゃり

「早く返し過ぎたらあかんねん」

とプロのアドバイスも(^^♪

みなさん和気あいあいで楽しんでおられました。

 焼きあがったたこ焼きをパクっと一口。

「ソースいらんわ。このままで十分おいしい」

と、ダシが命のたこ焼きに、最高の感想を頂けました☺

 実は入居者様同士で

「たこ焼きを焼いて食べたいね」

と以前からおっしゃっておられたそうなんです。そして、今回たこ焼きパーティーを開催させて頂くと、

「夢が叶った!本当に夢みたい。毎日でも食べたい!」

と大喜びしてくださいました。そんな風に楽しみがあり、実現して頂けて〈ひかり〉での生活を送ってくださることを嬉しく思います。

 皆さんに作って頂き、美味しく召し上がってもらえて私たちも胸いっぱい、おなかいっぱいです☺

 

miraireport.hatenablog.com

 

 

<のーまらいふ暖> ガビガビくんの第一歩  ~気づき、考え、体験してみよう~

 

柔らかな春の気配を感じながら、今年度もスタート致しました。

 

のーまらいふ暖という相談事業所のブログのタイトルを見て ??? となられた方がたくさんいらっしゃることと思います。タイトルは今年度の事業所内研修のテーマです。私たちは、月に1回全職員が集まり研修をしています。年齢も違えば、経験してきた職種も違えば、経験年数もそれぞれの職員が一同に会して研修をするので、どのような内容であれば少しでも楽しく、意欲的に、そして有意義な時間になるのか、試行錯誤しながら計画しています。固い雰囲気では「言いたいことも発言しにくい」「身構えてしまう」それでは意味がなく、それぞれ職員のスタンスで参加できるように…と悩んでいる中、昨年から登場したガビガビくん!絵の得意な職員が男の子を作ってくれたのですが、パウチをする際詰まってしまいガビガビになってしまったことから、「ガビガビくん」と名付けられ、一笑い起きた瞬間でした。

 

昨年は、「身体を知ろう」をテーマにガビガビくんを通してまずは自分の身体に目を向ける1年にしました。自分のことだけど、案外分かっていない事に気づかされました。

 

                                         

 

 

                  一年後

 

 

          例 

 

1年間を終えて、全ての項目(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚・心・呼吸…など)に書き終えたガビガビくん!職員10名分のガビガビくんが完成。最後に相手を知るということで、どのガビガビくんがどの職員かということを推測。

なんと!1名のみ全ての職員をあてることが出来ました。この体験は、アセスメントをすることの大切さ、相手を深く知ることに繋がったように思います。

職員みなさんの満足度は9割の職員が80%以上でした!!

 

 

 

今年は自分の身体を知った上で1歩外に目を向け、気づき”をテーマに共に考えたり体験したりしながら学び合える時間を大切にし相談支援に関わる全ての方へ行動を通して還元していきたいと思っています。

 

ガビガビくん

 

ガビ子ちゃん

 

今年はガビガビくんに加えてガビ子ちゃんが登場する予定です。

ガビ子ちゃんが加わり、どんな研修が行われるのか、次回からのブログでお伝えしていきますね!!

 

<どれみ> 春の風

こんにちは、どれみです。

 

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。

相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

 春風が心地いい頃となりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

寒いどれみの廊下も少しずつ暖かさが感じられるようになりました。

       

 

 暖かくなり、土の中で冬ごもりをしていた生き物たちも目覚め、久しぶりに感じるさわやかな風と、春の光の中で生き生きとします。

 

 どれみでは、人や物や場所が変わりやすいこの季節は、その変化に触れるだけでざわざわそわそわする子ども達の姿があります。

 

 職員は子どもたちに与える人や物の刺激の具合を考えながら、タイミングや距離感、色合い等を調整して、変化を取り入れています。

 ちょっとした調整で変化なんとなく受け入れられるといいですよね。

 

そうやって時間をかけて変化や新しいものを受け入れられるようになった子ども達は段階を得て受け入れて心地よく感じるものが増えていきます。

 

4月になり様々な時の経過を得てどれみに突然やってきた春の風のお話を紹介します。

 

ある日の夕方頃でした。

3月までお母さんと一緒にどれみに来てくれていた高校生が学校の卒業と共にどれみも卒業しました。

 

4月になり

今月からは仕事を頑張っているんだろうなぁ

 

と もの思いにふけっていると・・・職員室を覗く人が・・・

       

 

「あれ?どうしたの?」

職員室の扉を開けて、本人を目の前に廊下をキョロキョロする職員。

              

 

お母さんは一緒じゃないの?

うん

          

 

仕事始まったんだよね。一人で来たの?

うん

         

 

おぉぉ!!

  

 

仕事が終わってきてくれたの?

うん

          

 

学校を卒業して、仕事が始まり

自分の力でどれみまで来た姿は先月までいた少年の様な姿から一変し、とても頼もしくみえました。

 

そして職員がいる全ての部屋をまわり、報告をして拍手やエールやアドバイスをもらい颯爽と帰っていきました。

    

 

 沢山の経験や環境によってざわざわ・そわそわが少し和らいで変化を受け入れられる力を持つ子ども達。

新たなステージで出会う課題にひとつひとつ向き合ってベストパフォーマンス細長く出していける事を願っているどれみにやってきた春の風のお話しでした。