〈ゆぅら〉挑戦

放課後等デイサービス ゆぅらです(*^_^*)

ゆぅらは、小学校1年生~高校3年生の18歳になる前日までの支援を必要とするお子さんが、放課後や長期休暇に利用できる福祉サービスです。

 

厳しい暑さと共に夏休みが始まりました!!

夏休み最初の土曜日。向かった先は?

お寺のお堂の前に行き、手を合わせてお願いをしました。

「みんなで無事に山頂にまで行けますように(*^^*)」

今日はみんなで山登り!!

あんなに暑かったのに山に入ると大きな木に囲まれてちょっと涼しく、何だか違う世界に来たみたい

子どもたちの足取りも軽く「山登り、楽しいね!!」

みんなで一緒に歩いていると遠足みたいで楽しい(^O^)/

「みんなで一緒にお弁当食べようね!!」

背中のリュックにはお家の方が作ってくれたお弁当も入っています。

そんな光景も出発して数分後には・・・

 

足元は険しい山道になってきました。

終わりの見えないどこまで続くのか分からないほどの階段

いつしか子どもたちの口からは「楽しい」の言葉は全く出てこなくなり、笑顔も消えていきました・・・

そんな中でも

ゆっくりの子がいれば先頭の人は足を止めて待ちます。

お友達に「がんばれ~!!」と励ます言葉をかけることができる子もいました。

「みんなで無事に山頂にまで行けますように(*^^*)」って一緒にお願いしたからね。

ごつごつとした岩が邪魔をして小さな子どもの足では思うように前に進めません。前と後で大人が支えて登り、時には手を使ってよじ登らないといけない所もあって

「もう無理~!!おんぶして~!!」

「もうちょっと頑張ろう。山頂でお母さんのお弁当食べようね」

と励まし続けるのも限界が来たようです。諦める決断も必要でした。

ちょうど5合目

もう歩けないと泣いてしまった子、もう少しもう少しとギリギリまで頑張ったけど体力的に限界の子

2人は切りの良い半分で山登り達成!!

 

残りのメンバーはあと半分山頂目指して歩き出しました。

細くなった道の片側はぞっとするほどの崖

「こんなとことに落ちたら大変だ~!!」

でも、遠くを見ると伊賀の町並みが小さく見えてきて、ずいぶん高い所まで登ってきた実感がありました。

もうすぐ山頂という最後の階段、これがかなりきつく

子どもも大人も無言・・・

ようやくゴールが見えてきました!!

霊山寺を出発して約2時間、山頂に到着しました!!

真っ先にお弁当を食べるのかと思っていましたが、

しばらく山頂からの景色を眺めていました。

さぁ、お待ちかねのお弁当

お弁当を食べた後

トレッキングポール代わりに使っていた竹の棒で遊び始めた

まだまだ元気な仲良しのおふたりさん

一方、五合目まで達成したおふたりさんは、下山の途中でお弁当

お家の方が作ってくれたお弁当はどこで食べてもやっぱり美味しいね(*^^*)

お弁当を食べるころにはすっかりいつもの😊

でも・・・

「もう山登りはイヤ~!!」

 

それぞれ歩くペースは違っても、自分の中の最高の頑張りを見せてくれた山登り初挑戦の日になりました。

いつもよりちょっと頑張ってみる!!そんな挑戦を積み重ねながら子どもたちが成長していくことを応援していきたいと思います。