ちょっとした運動を

 ご高齢の方の健康問題で重要なことは歯と運動です。
 歯の問題は、月一回、歯科医さんに来てもらい、歯の状態を確認し、必要に応じて治療をしてもらっています。その様子については、また別の機会に紹介させていただくとして、今回は運動です。

 カール・ゴッチという偉大なスポーツマンがいて、その方がこんなことを言っています。
「若者はトレーニングをするべきである。高齢者はとレーニンをしなければならない」
 若者にとってトレーニングはした方がいいもので、高齢者にとっては義務だということのようです。確かに年齢と共に落ちていく身体機能を維持するには、体を動かすことはとても大切なことです。究極まで体を鍛え、晩年に至るまでもトレーニングを続けていたという人物の言葉ですから、深く頷きます。

 トレーニングというと、何か厳めしいイメージがあり、取っつきにくい印象があります。しかし、実際はスポーツジムでのトレーニングのようなものではなく、日常生活の中で楽しみながら体を動かすというのが理想です。
〈ひかり〉でも軽運動はします。たとえば、体操、足踏み、廊下歩行などですが、肝要なのは体を動かすということ。運動に拘らなくても、日常生活の中で体を動かせればいいわけです。ゲームでも掃除でも、畑の収穫でも。
〈ひかり〉としては少しでも利用者さんに体を動かしてもらおうといろいろな取り組みをしていますが、中庭に畑を作ったことも体を動かすことと関係しています。
 メロン、西瓜については以前紹介させていただきました。今回は中庭で栽培したトマトの収穫です。

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