名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。
青葉を吹き渡るさわやかな風が吹く頃となましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。一か月程前までは満開であったどれみの前の桜の木は、今ではすっかり新緑の衣装へと早変わりしています。“この時を待ってました!”と言わんばかりに花壇の彩り豊かな花々が咲き誇っています。
心地良く、過ごしやすい季節となり、先日は子ども達と近くの広場へお散歩に出かけました。
春のお散歩でのお目当ては…こいのぼり🎏
毎年この時期になると、近くの市民センターでは、たくさんの数のこいのぼりたちが空を泳ぎます。
「屋根よ~り高い~、こいの~ぼ~り~♪」
子ども達が興味をもってくれるかなぁ…と期待を胸に、口ずさみながら目的地へと向かいました。
(お空を泳いでる~♪)
(離れてみると小さく見えるね)
(歩いて見にきたよ~♪)
こいのぼりに気付かいない子、一瞬ちらっと視線を送る子、興味を示さない子も多くいる中、ある子は、職員と一緒に歩いていると、こいのぼりに気付き、「おぉ!」と指をさしました。その後、大空のもと雄大に泳ぐそのこいのぼりの姿に心が奪われたように、じーっと見入る子の姿がありました。
お散歩には、他にもまだまだ子ども達の興味がそそられるものがたくさん!!
たんぽぽの綿毛、草花、あたたかな日差しに、ひんやりする木陰。小石、土手、心地よい風、草花の香り等、春だからこそ味わえるものが溢れています。
他にも、フェンス、階段、ゆるやかなスロープ、低い塀、はしご等。
大人が見過ごしてしまいそうな物を見つけては、触れたり、のぼったり、走ったりと何でも遊びへと展開していく子ども達の姿がありました。
こいのぼりのシーズンはやがて終わりを迎えますが、外気にたくさん触れて、これからも子ども達と一緒に身体をいっぱい使って遊んで楽しみたいと思います!