<どれみ>   食後の遊び どれみにある玩具

 

こんにちは、どれみです。

 名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

 肌に感じられる風も涼しさから冷たさに変わり、冬の訪れを感じるこの頃。どれみの子どもたちは、室内でも汗をにじませる程、寒さに負けず遊びを楽しんでいます。

 

 今回は、どれみにある玩具についてどのような物があるか知りたいとご意見をいただいたので、ほんの一部ですが、紹介したいと思います。

 現在、Bチームの食後の遊びでも玩具を使って遊んでいます。どのような玩具に興味を持つのか、どのような姿勢で遊ぶのか、一人で遊ぶのか、他児と遊ぶのか等をみています。子ども達が遊ぶ様子をみて保護者の方と成長してきたことを一緒に共有し、また家で遊ぶ玩具と似たような玩具で遊ぶのか、違う玩具に興味を示しているのか情報交換もします。

※メーカーによって名前は少し違いますがご了承ください。

 

①くるくるチャイム

(とんとんくるりん)

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 穴の中にボールを入れて、ボールがくるくる回って落ちるのを楽しむおもちゃです。穴とボールの位置を目で確かめながらボールを入れることが必要です。ボールの動きを目で追うということも求められます。

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 ボールがくるくるくると回って落ちていく様子に夢中。本体で遊んだ後は、部屋の中でボールを転がして遊ぶ姿もあります。

 

 

②ルーピングコースター

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 くねくねと曲がっている棒にさしてあるビーズを動かして遊びます。どのようにしたら、目標のところまで動かすことができるか試行錯誤。見通しが必要になります。指先の発達や空間の発達を促すことにつながります。

 両手が使えているのか、端から端までビーズを動かすことができるのか等をみています。子ども達は、ビーズを一生懸命、動かしています。

 

③ニューブロック

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 大きめで柔らかいブロックです。様々な形のブロックがあり、縦横斜めに組み合わせることができます。

 ブロックは何をどのように作るのか、すべて子どもに任されます。乗り物、線路、家など身近なものを作って遊びます。立体的につなげていくことができるのか、平面につなげていくのか、一人で組み立てるのか、他児と協力して組み立てるのか、…等を観察することができます。ブロックは、手指を使い器用さを発達させることにもつながります。

 ながーく、つなげることに真剣です。長くつなげることができたら、全部動かすことができるのかを確認しています。

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④レインボーメーカー

 振り方によって、波の音、雨の音、風の音と様々な音が再現できます。 子ども達は、動きをとめて、カラフルなビーズが流れる様子をじっとみたり、流れるビーズの音をじっと聞いたりと、子どもを夢中にさせる玩具です。大人もビーズが流れる様子や音にとっても癒されます。

 

 どれみには、まだまだ多くの玩具や道具がありますが、少しずつ紹介していきたいと思っています。

 

 様々な玩具を通して、人との関わりや生活につながる手の動きや姿勢を学習していっている子ども達です。これからも、少しずつ成長してきたことを保護者の方と一緒に見ていきたいと思っています。

 

以上、どれみでした。