〈レインボークラブ〉レインボークラブのある1日

 

こんにちは!今回はレインボークラブのある1日の様子をお伝えしたいと思います。

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利用期間の長い利用者さんが多く、いつも和気あいあいとした雰囲気で作業をしながらもおしゃべりする声が聞こえてきます。

将来の事、病気の事、家族の事、いろんな話が飛び交っています。

 

「今日はヘルパーさんにどんな料理を作ってもらうの?」

「おいしそう!それはいいな。自分もしてみよう」など、

その日の夕飯のメニューの参考にもなっているようです。

 

ある利用者さんは幻聴で悪者の声が聞こえてきます。いつも幻聴が消えてほしいと思いながら作業をされています。

そんな時、他の利用者さんが「守ってあげるから、大丈夫!」と優しく声を掛けてくれます。

こういったことが自然に出来るメンバーさんが多いです。利用者さんだからこそ理解できる病気のしんどさ、つらさを共感してくれる場面をよく目にします。

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時には、ちょっとしたしたすれ違いでけんかもありますが、いつの間にかまた仲良くなり、またいつものおしゃべりができる関係に戻っています。

 

また、一人暮らしの利用者さんが多い中、作業から帰った後や休みの日にお互いに電話をかけあったり、自宅を訪問したり、一緒にご飯を食べに行ったりしています。

そうやって、親亡き後の一人暮らしが地域で継続できているのだなあと利用者さんのお互いを支える力にこちらも励まされます。

これからもお互い年齢を重ねながら、困ったときには助け合える関係を続けていける事業所でありたいです。

 

名張育成会 レインボークラブ(就労継続支援B型・生活訓練・就労移行支援)