〈どれみ〉 羊毛遊び

 こんちには、どれみです。

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

 厳しい寒さが続くこの頃ですが、子どもたちは、ひんやりとした空気や時折降る雪に触れて「冬」という季節を感じながら、日々、遊びを楽しんでいます。

 

 寒さが厳しい季節にぴったりな遊びをみつけました!!セーターなどの編み物に使われている “羊毛” です!!

 今回は、羊毛遊びの様子をお伝えします。

はじめて羊毛に触る子どもたちは、綿とは違う感触に興味津々です。職員の持っている羊毛を取りにくる子、少し遠くから見ている子、友達が触っているのを見てから触りにくる子、まったく興味を示さない子と様々です。

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綿は、ふわふわで肌触りがよくて、なめらかな風合いです。羊毛は、ふわふわですが綿よりは少しチクチク、ツルツルしている感触です。ちぎってみると、綿よりも少し抵抗を感じます。

細長い羊毛をみると、首に巻いてマフラーに見立てる子や忍者のように口元に巻く子がいました。子どもは、その姿を必ず鏡で確認します。

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帽子の様に頭にのせたり、ちぎった羊毛を集めて自分の肌(ほっぺや手、膝など)に、こすりつけたりして羊毛の感触を味わう子の姿もありました。

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また、様々な色の羊毛を使い、かき氷や果物に見立ててお店屋さんをして遊ぶ子どもの姿や、細長い羊毛を持ってゆらゆら~と揺れる羊毛と一緒に走る子どもの姿もありました。

 

少しずつ羊毛の感触に親しんで、楽しいものになってくれたら、うれしいです。今後は、羊毛に水やせっけん水をいれて、感触の変化を楽しんでいきたいと思っています。

大寒に入り、まだまだ寒い日が続いています。どれみでも、健康面には十分に気をつけて、春に向けて元気に遊んでいきます。