〈どれみ〉つぼみ展

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

3月1日~3日まで「ペンギンとめぐるみんなの思い出」をテーマにしたつぼみ展は

たくさんの方のご協力のもと無事終える事ができ、ありがとうございました。

前回のブログで子ども達が作品を作る様子をお伝えしましたので、今回は、つぼみ展で展示した子ども達の作品をご紹介します。

 

子ども達がプールに入る前の準備体操で読んだ「ペンギンたいそう」の絵本内容に沿って展示をしています。

 

まずは、入口から見た会場の様子です。

 

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最初の作品は、吹き流し制作です。

子ども達が白黒テープを貼り付けた芯に5色のすずらんテープや紙テープを上手に付けていました。出来上がった吹き流しは子ども達の手で5月の風をたくさん受けたものです。

展示する際はペンギンの「すって~、はいて~」をイメージして、後ろに隠れている扇風機で、吹き流しに再び5月の風を送ってみました。

 

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次に進んでいくと・・・雨がたくさん降っています。

ペンギンの「首をのばして~、首を縮めて~」に合わせて、雨が降っている所を見上げている様子や首を縮めて雨宿りする様子を表しました。

この雨は、以前ブログで紹介した軽粘土を使って、子ども達が丸めたり、細長くしたりと思い思いに作った個性豊かな雨粒からなっています。

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さらに奥へ進んでいくと・・・「ホーホー」と鳴き声がしますね。

なんと!フクロウがいっぱいいます。これは、子ども達が散歩の活動で拾った落ち葉や松ぼっくりを使って、ボンドで上手にフクロウの体に付けて作ったものです。ペンギン達は、「ぼくもとびたいな」や「あんなに高くすごい!すごい!」とフクロウを見ています。

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部屋の奥に進むとペンギンが岩から降りようとしています。

子ども達が手や足に絵の具を付け、遮光ネットにたくさんの手形や足形を付けた作品になっています。

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次は、ペンギン達が、「頭とお腹をぴったんこ!」とくっつけて床にたくさん咲いたあさがおを見ています。

大きなあさがおの中に、子ども達が育てたあさがおのしぼり汁を使って染めた作品です。

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最後は、小中高生の子ども達が作った作品をご紹介します

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中学生の子が書いた「咲」という作品や組み紐で作ったキーホルダーやさおり織りのコースターやランチョンマット、上手に結べるようになった紐で作った「ひもむし」やオリジナルのバス、ポンポンとどれも楽しく作ってくれたのが伝わる素敵な作品ばかりです。

 また、電車好きの高校3年生の子が1人で北海道に行って撮った電車や景色、

近鉄電車を撮った写真を自分でパワーポイントに編集したものを流しました。

毎年「つぼみ展に」と出展してくれ、年々バージョンアップをしていることに

驚かされます。

たくさんの方が子ども達の作品を観て、「わーすごいなあ!」や「かわいいですね」と色々なお声を頂きました。子ども達の成長を見守り、応援下さる皆様のお声を励みに、これからも子ども達と歩んでいきます。