〈どれみ〉マザーズミーティング

どれみ名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援をしています。

 

朝夕はめっきり冷え込むようになりました。いかがお過ごしですか。今回は、マザーズミーティングについてご紹介します。

マザーミーティングはどれみを利用されている全てのお子さんの保護者の方を対象とし、概ね月に1回開催しています。毎日忙しく日々を過ごされている保護者の方がほっとひと息つける時間になったり、不安を抱えるお母さんが子育てに対して、少しでも自信と希望を持ってもらえる機会となるように様々な講師をお招きしています。

今年は、ヨガ教室から始まりました。どれみで一番大きな鏡のある部屋にリラックスできる音楽が流がれ、お母さん達は自分の体に目や意識を向け、ゆっくりと体を伸ばしていきます。ヨガの先生は「嫌な事を受け入れようとするとしんどいよね」「受け止めて流すと良いのですよ」と教えてくれ、少し硬くなっていたお母さん方の心がふっと柔らかくなったようです。7月には、臨床心理士である久保センター長が、よろず相談を行いました。保護者の方から、日頃の子どもとの関わりの中で気になっていること等の質問を受け、お話をさせて頂きました。子ども達に無理をさせないこと、子ども達に期待を持って関わる大切さをお伝えしました。9月には相談支援事業所のーまらいふ暖の大和所長よりお話を頂きました。子どもや保護者の方、また大人の利用者の方と関わられてきた中で、経験されたことや大切にしてほしいこと等をお話して頂きました。大和所長のお人柄もあり、とてもあたたかな雰囲気の会となりました。

マザーズミーティングの後半に、保護者の方々が自由に話せる座談会を設けています。お母さん同士だからこそ本音で話せたり、先輩お母さんから「うちの子もそうだったよ」「大変だよね」と声を掛けてもらったりすることで、少し安心した表情のお母さん達がいらっしゃいます。今はSNSで簡単につながる社会ですが、お母さん同士が顔を合わせて話すことで、広がっていく人との横のつながりや縦のつながりを大切にしていきたいと思っています。

10月24日には、高校生の子どもさんをもつお母様に、元気になる子育てのお話を聞かせてもらうことなっています。