〈のーまらいふ暖〉季節特有の体調の変化

 のーまらいふ暖は福祉サービスを利用するための計画作成やそれらに関わる相談支援を行う事業所です。

 

 今月は“季節特有の体調の変化”ということで、寒暖差や気圧の変化による自律神経の乱れやGW明けに多い五月病についてお話したいと思います。

 まず自律神経は内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールする為にあり、二つの種類に分けられます。一つは日中、活動している時に心と体の状態を活発にさせる「交感神経」。例えば、仕事や勉強または緊張している時やストレスを感じている時に働きます。もう一つは、心と体を休ませる「副交感神経」です。例えば、夜間やリラックスしている時に働きます。この二つの神経がどのように作用するかによって心と体の調子が変わり、「交換神経」と「副交感神経」のバランスが健康を保つ為にとても大切です。

 

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 春の急激な寒暖差や気圧の変化、花粉症などのアレルギー症状によりバランスが取れなくなることがあります。それにより心身の疲れやだるさ、生活リズムの崩れが出てしまいます。

これらは規則正しい生活と心身のリラックスにより予防ができます。バランスの摂れた食事をしっかり摂る、太陽の光を浴びながらウォーキングする、毎日決まった時間に寝起きする、目元を温めるなどして質の高い睡眠を摂ることがより大切です。

新型コロナウイルスが流行している為、なかなか外出できない今ですが、人混みを避けたり時間をズラすなどの工夫をしながら、運動の機会を確保することが必要ですね。

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次に、五月病について。これは正式な病名ではありませんが、四月に入り新しい生活(入学・就職・異動等)が始まることによる、“環境の変化=ストレス”が要因となり、大型連休が明けた五月にその疲れが一気に出ることと一般的に言われています。

ですが、聞くところによると五月の大型連休は六月にやってくる大きな気候の変化に合わせて、ゆっくり身体を休ませる為にあるものだとも言われています。今年は新型コロナウイルスによる影響で休みが長期化していたり、外出自粛によって今までの生活とはまったく異なる環境に置かれることでストレスが重なり、多くの方が心身の疲れを感じているのではないでしょうか。

こんな今だからこそ、どのように心身の疲れやストレスを軽減するかが大切です。

ちなみに、のーまらいふ暖の職員が自宅でしているリラックス方法は、

・オンラインで友達や家族とのやり取りを楽しむ

・あえて、変わらない日常を送る

・お風呂は湯船にしっかり浸かる

・好きな動画(小動物・赤ちゃん・癒し系等)を観る

・美味しい料理を作って食べる

・テレビゲームをする

・アロマをたく

などが上げられました。

外出自粛の中、自分に合ったリラックス方法を見つけていくことが大切ですね。

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大きな環境の変化は、心身の体調が崩れやすい時期だと意識し、いつもより丁寧に自分の心と体をケアしていく必要があります。直接会えなくても一人で抱え込まず、今の気持ちを発散したり、リラックスできる方法を実践して、心身共に健康な生活を送っていきましょう。