〈どれみ〉新聞遊び

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

寒い季節は続き、インフルエンザが流行していますが、皆様も体調等には十分お気を付けください。

 

 今月のブログでは、たけのこグループ(小学生グループ)の今年度最後の活動の様子をご紹介します。

 

 今回は、新聞紙を使って「新聞紙の上で色々な姿勢をとってみよう」「新聞ジャンケン」「新聞相撲」「大型新聞」の4つの遊びをしました。

 

 一つ目の「新聞紙の上で色々な姿勢をとってみよう」は、新聞紙の上に立った状態で、まず一人ずつ箱に入っている紙を引いていきます。子どもたちは、何が書かれているのかドキドキしながら紙を引いていました。

 

書いてある内容は、「片足立ちを5秒してみよう」「その場で5秒しゃがんでみよう」「犬になってみよう」などで、新聞紙からはみ出ないように一生懸命取り組んでいました。普段使わない力を使ったためか、一つ目の遊びから「疲れた~」「もう無理・・・」と言う子どもたちが続出です!

 

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 2つ目は「新聞ジャンケン」をしました。1枚の新聞紙の上に立って、ジャンケンに負けたら新聞紙を半分に折っていき、立てなくなったらアウトです。ジャンケン1戦ごとに一喜一憂。徐々に新聞紙が小さくなっていき、片足しか入らない状態でも子どもたちは片足立ちでバランスを取りながらジャンケンをしていました。とてもシンプルな遊びですが、時間があっという間に過ぎるぐらい盛り上がります。この遊びでは、新聞紙からはみ出ないように考えながら自分の体を扱う経験をすることができました。

 

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3つ目は「新聞相撲」。お互いに細長く折った新聞紙をクロスして引っ張り合いっこをします。今回は、どれみ大人軍団VS子ども軍団で対決です。「はっけよい、のこった」の声掛けに合わせてお互い引っ張り合いっこをして、新聞が破れた方が負けです。一瞬で勝負が決まったり、1分ほど膠着状態が続いたりと見応えのある一番がたくさん生まれました。体が後ろに飛んでいきそうなぐらいに引っ張る子どもたち!案の定勝負が決するときには後ろに倒れていましたが、勝ったことがわかると大喜びです。結果は子ども軍団の圧勝でした・・・。

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4つ目は「大型新聞」です。みんなと協力しながら1枚の新聞紙をテープで貼り合わせて大型の新聞を作り上げていきます。出来上がった大型新聞を使って、上に上げてみたり、ゆらゆらと揺らしてみたり、みんなで新聞紙の中に入ってお家にしてみたりと色々な遊び方を楽しみました。

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そして最後はお疲れ様会。みんなでお菓子やジュースを飲みながら1年間の様々な活動を振り返りました。取り組んだ活動を覚えている子どもがほとんどで「また流しそうめんがしたい」「今度は芋掘りがしたい」と色んな意見が出ました。またみんなで楽しいたくさんの思い出を作っていきたいものですね。