〈どれみ〉制作活動

名張育成会が運営する児童発達支援センターどれみは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

秋も徐々に深まり、朝晩めっきりと冷え込むようになりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。体調を崩さないように気をつけてくださいね。

 

さて、今回はどれみの子どもたちの製作の様子をお伝えします。

どれみの子ども達が大好きな「きんぎょがにげた」の絵本。その大好きな絵本にちなんだ活動です。

 

まず、ちょっとした仕掛けを施した「きんぎょがにげた」の絵本をみんなで読みます。あちこちに隠れながら逃げる金魚を見つけ、楽しむこの絵本。職員が読んでいる時も、「いた!」「ここにいる~」と、どれみの子ども達も見つけるのに一生懸命に探してくれます。

 

読み終わり、絵本を逆さまにひっくり返すと・・・あら不思議。バサーッと落ちてくる無数の金魚たち。絵本の中からたくさんの金魚たちが逃げ出してしまいました。絵本から飛び出した金魚たちは、壁や窓、時には子ども達の服や頭にも・・・色んなところに逃げてしまいます。そこで、どれみの子どもたちにお願いして、たくさんの金魚たちを捕まえてもらいます。

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高い所に逃げた金魚を捕まえるため、職員の膝に乗ってとってみたり、椅子を運んで取ってみたりと、工夫しながら捕まえてくれています。

 

そして、捕まえた金魚たちは水槽の中へ。

 

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金魚を探すのに一生懸命な子ども、捕まえた金魚たちを水槽に一匹ずつ丁寧に返す子ども、一気にバッシャーンと投げ入れる子ども、「もう逃げちゃだめだよ~」と優しく金魚に話しかけながら水槽に返してくれる子ども等、色々な子ども達の姿も見られました!

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そして中には、ビニールテープに金魚のしっぽをくっつけて日干しにしてくれる子の姿も!!金魚がひからびちゃう~

 

一つの遊びから無限に広がる子ども達の想像力とアイデアにいつも驚かされます。

「きんぎょがにげた」の遊び、子ども達が充分満足するまでこれからも続けていきたいと思います。