〈どれみ〉片栗粉遊び

 名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

 

さわやかな風が吹き渡る季節となりました。みなさんいかがお過ごしですか。

今回は、どれみの子ども達に大人気の片栗粉遊びの様子を紹介します。

片栗粉の入った袋が出てくると、ワクワクした表情になる子ども達!黒トレイの上に片栗粉を出すと、すぐに手を出し感触を楽しみます。始めは、トレイの上で手を左右に動かしながら手の平全体を使って遊びます。

 

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遊び始めると、子どもによって遊び方が変化してきます。手の平の上に片栗粉を乗せてみたり、ギュッと握りこみ放した時にパラパラと落ちる様子を楽しんだりします。

 

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なかには、手だけでなく足の裏全体を使って遊ぶ子どもも現れました。

手で感じる感触とは違うのか、不思議そうに足を見つめています。

 

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しばらく粉の状態で遊んだ後は、「魔法の水」の登場です。

片栗粉に「魔法の水」を投入していきます。まず子ども達に片栗粉のお山を作ってもらい、真ん中に水を入れる穴を開けてもらいます。「みてみて、いくよ~」、「3!2!1!それ~!」と職員が声掛けをしながら「魔法の水」を穴に入れていくと、溶けるようにお山が崩れていきます。その様子をじっと見たり、その様子が楽しくてもう一度、山をつくったりする子どもも居ます。

 

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また、ギュッと握って形を作り、固まった!と思いきや、まるで魔法にかかったかの様にすぐに溶けて手からとろりと流れ落ちたりする様子や、片栗粉の感触の変化を楽しむ姿がたくさん見られました。

 子ども達は、顔や洋服が真っ白になっても気にせずに夢中になって片栗粉遊びを続けていました。

 ご家庭にある身近な物でも思う存分遊ぶ事ができます!みなさんもぜひ試してみてください。大人も時間を忘れるぐらい楽しめますよ。