〈どれみ〉1年のはじまり

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。

暖かい春の日ざしに、名張市子どもセンター前の桜も満開になりました。

 

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子ども達は、先日新年度の新しいグループのメンバーで一緒に春をみつけにお散歩にでかけました。

 春の陽射しをいっぱいに浴び、暖かな風を全身で感じ、たんぽぽやつくしを探します。すると、ひとりが土手に生えているつくしを見つけて「あった!」と教えてくれました。早速大事そうに摘み、「ママに見せる」とポケットにしまっていました。その姿を見ていた他の子ども達も「ぼくもみつけたい!」とその場でつくし探しが始まりました。「あった」「見つけた」と大興奮!

みんな無事につくしを摘むことが出来たので、仲良くどれみに帰りました。子ども達は、つくしをそっと摘もうとするものの、力加減はまだまだ難しく、その上、ポケットに入れて持ち帰ったので、つくしは帽子の部分だけになってしまいました。それでも子ども達は、摘んだつくしをてのひらに乗せて、迎えに来てくれたお母さんに「これ!」と得意気に見せています。つくしを見たお母さん達は思わず「ぷっ」と吹き出しながらも「つくし、摘んできたのね」と子ども達に優しく微笑んでくれていました。

これから新しい1年が始まります。お友達の様子を見て「ぼくもやりたい!」という思いや、「一緒に遊ぶって楽しいね」と思える瞬間をたくさん積み重ねていきたいと思います。

 

最後になりましたが、

ご入園、ご入学、ご進級された方々、おめでとうございます。

どれみも新年度が始まり、新しい職員が加わりました。職員一丸となって子ども達の成長のお手伝いをしていきたいと思います。よろしくお願い致します。