こんにちは。グランツァです。
グランツァでは、介護福祉士会が行っているフォローアップ研修を活用し事業所内研修を行いました。
当日は、三重介護福祉士会の大田京子会長を講師として『コミュニケーション技術と倫理』をテーマにお話しいただきました。
だれかとコミュニケーションをとったり、だれかのケアをする際にその対象である相手を知るという事はとても重要という事を改めて学びましたが、それと同じくらい自分自身を知ることも重要であることも学びました。
研修では、エラーパターン診断をまず一人一人が行い、自分にはどんなパターンがあるかを確認しました。
診断すると、あちこちから「えぇ~。わたし○○型や~」「当たってるかも…」などの声がでました。
研修は、グループワークなどもあり楽しみながら分かりやすく学ぶことが出来ました。
これは、職員それぞれが出した自分の短所をグループのメンバーで長所に置き換える練習をしています。
それぞれ、自分自身の出した短所が、どんどん長所に言い換えられ、
「うれしい!」「なるほど、そんな言い方も出来るんやなぁ」「捉え方次第やなぁ」等、発想の転換に目を丸くしていました。
気持ちにゆとりがないと、なかなか物事を良い風に考えることが出来ません。
日頃から気持ちにゆとりを持つことの大切さ、相手の良いところを見つけていく事の大切さも学びました。
また、クローズドクエスチョン(閉じられた質問)のみで他者の答えを導き出すゲームをしました。
介護の現場では、クローズドクエスチョンが多いと言われます。
しかし、そこから相手の気持ちを引き出すことは本当に難しい事だと感じました。
特に、聞く側が先入観をもって聞いてしまうとよけいに正しい答えからかけ離れていってしまうことも分かりやすかったです。
研修ではコミュニケーションだけでなく、尊厳をもったケアについてもお話がありました。
利用者様に対する「尊厳」は言葉遣いだけでなく、ケアの仕方にも表れるものであることを分かりやすく教えて頂きました。
今回の研修で学んだことを、日頃のケアや職員間のコミュニケーション、入居者様とのコミュニケーション等の場面で生かしていきたいと思います。