〈レインボークラブ〉 利用者勉強会「気持ちの伝わる話し方」

こんにちは!レインボークラブです。
先日、ひびきレインボークラブでは、三重県こころの医療センターの講師による

「気持ちの伝わる話し方」と題した利用者勉強会を開きました。

 

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講師は精神保健福祉士の前川千秋氏です。


〇日頃のコミュニケーションについて
“自分の気持ちを抑えず、自分も相手も大切にするコミュニケーション・スキルを

学びましょう。”ということで、


〈4つの大切なこと〉
1.誠実・・・自分の感情に正直である
2.率直・・・相手に率直に向き合う「iメッセージ」
3.対等・・・自分も相手も、等しく人としての尊厳を持っている
4.自己責任・・・自分の行動の結果を自分で引き受ける

 

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そして、相手に自分の要望を「伝える」には、相手に「伝わる」ように話すこと。

あいまいな要望は伝わりません。
そこで、伝える時の5つのポイントとして

 

1.要求の的をしぼる
2.くり返し自分のポイントに立ち戻る
3.気持ちを言葉にする
4.ボディランゲージははっきりと
5.相手を理解する

 

これらが大切になります。
と、こういった内容でお話が進んでいきました。

 

最後に、「レストランにランチを食べに行き、注文したものを違うものが運ばれた時」という設定で、お客さんと店員役と分かれてロールプレイを行いました。

まずは講師の方と職員が見本を見せてから、横に座っている人同士で実際やってみました!

 

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間違っていることを言わずに食べてしまう人、間違っていることを指摘する人、言いたいけど言えなくてどうしていいかわからなくなる人…それぞれの傾向が見えました。
最後に講師の方から、伝えるときは伝わるように話し、ボディーランゲージも大切にしながら相手を理解することが大切であると学びました。

 

次、設定を変えて、「ほめる・ほめられる」を体験!
みなさん、何となく照れながら、恥ずかしそうに褒め合っている姿が多くみられました。

褒められると謙遜してしまう日本人が多いが、ほけられたら素直に喜び、また良いところを見て褒めあうようことで、よいコミュニケーションにつながる。他人と比較した“ほめ方”をしないのが大切であると教えていただきました。

 

講義ばかりではなく、自分たちがロールプレイをすることで考え、イメージできることでより理解につながっているように思いました。

 

良いコミュニケーションをとれるよう、勉強会で習ったことを日常的に使っていきたいと思いました。

 

 

名張育成会 レインボークラブ(就労継続支援B型・就労移行支援・生活訓練)