〈どれみ〉クリスマス会

名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。相談支援専門員、保育士、臨床心理士理学療法士作業療法士言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援をしています。

 

 

 

どれみ最大のイベントであるクリスマス会を行いました。午前は就学前の子どもと家族を対象に64名が、午後は学童の子どもと家族を対象に46名の方が参加してくれました。賑やかな声がどれみ中に響き渡った1日でした。

 

寒さが身に染みる季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?さて去る12月9日にクリスマス会を行いました。

まず午前の様子からお伝えします。毎年恒例の三角新聞、エアートランポリンに加えて、今年はふうせん部屋、光の部屋、スタンプラリーをしました。

 

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エアートランポリンは、毎年大人気!ピョンピョン跳ねたり、ゴロンと寝ころんだり…汗をかいてヘトヘトになるまで、遊ぶ子どもたち!楽しいことをしていると、なかなか休憩を取ることが出来ないので、遊びながら体をしっかり休める場所も用意しました。

 

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光の部屋です。手作りのウォーターベッドに緑のセロハンを貼ったLEDライトで光を当てます。まるでピカピカ輝いているかのように見えるウォーターベッドに子ども達は顔を近づけてじっと見ていました。ゆったり寝転んでじわーっと伝わる冷たさや、揺れる水の音を感じている姿もありました。

 
 

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そして、風船部屋です。始まりの会で、職員が遊びの説明をしている時に「まぁるい部屋があるよ」と伝えると、子ども達はどんな部屋があるか、わくわく!ドキドキ!カラフルな色の様々な大きさの風船が、部屋一面に敷き詰められている様子を見て、「うわぁー!!」と大歓声でした。舞い上げたり、埋もれようとしてみたり、転がしてみたり…風船が割れることを少し怖がっている子どももいて、部屋で立ちつくしている様子がありました。

どれみで毎日している療育に少しプラスして、楽しみやわくわくを増やしつつ、どれみでしか出来ない遊びを充分に遊べる時間をご家族と一緒に過ごせたひと時でした。

午後はいつものクリスマス会に加えて、たけのこの活動とコンサートをしました。

たけのこの活動とは、月1回子ども達が数名集まり、畑を借りて野菜を育てたり、育てた野菜を使って調理をしたり、借りた畑の方にお礼に行ったりしています。

そこで子ども達が、10月の活動で植えた大根やほうれん草を使って調理した軽食を、クリスマス会でレストランを開いて、たくさんの人に食べてもらおうと、子ども達に伝えました。すると、子ども達はレストランの名前を決めたりご飯のメニュー表を作ったり、自分の担当を決めたり、やる気満々!!

当日は、包丁で野菜を切ってみたり、ミキサーをかけてみたり、ホットプレートで焼いてみたり、たくさんのお客さんの分を用意しないといけないので、大忙し!!

顔を真っ赤にしながら頑張って作ってくれたお料理はみなさんに大好評でした。そして、レストランを盛り上げてくれたもう一つは、『ランコントル』さんのコンサートです。美しく透き通った声と、力強く太い声がマッチして、聞き惚れる歌声でした。

子ども達に馴染みのある歌をたくさん歌ってくれていることもあり、どの方も聞き入っていました。

今年もどれみにサンタさんがやってきてくれました。お父さんサンタに加え、お兄ちゃんサンタとお姉ちゃんサンタも来てくれました。

お兄ちゃんサンタやお姉ちゃんサンタにプレゼントをもらった子ども達は、嬉しそうにお礼を伝え、大切そうに持って帰りました。

早いもので今年も残すところ後少しとなりました。どれみの事業にご理解、ご協力頂きありがとうございました。また、来年もどうぞよろしくお願い致します。

来年も皆様にとってすてきな1年でありますように…