こんにちは!〈ききょうの家〉です。知的に重い障害だけではなく、身体に重い障害をお持ちの方も安心してご利用していただける施設を目指しています。
さて、10月初旬に恒例のグループ旅行に行ってきました。ききょうの家では3班に分かれて行っていますが、今回は最初の1班の紹介をさせていただきます。
当日の天気はあいにくの雨・・・、ですが、みんな笑顔で来所しました!
行き先は伊勢志摩は賢島のホテル「賢島宝生苑」と「志摩マリンランド」です。今回の旅行のテーマは美味しい料理を『ゆっくり食べよう!』で、伊勢志摩サミットでも使われた一流ホテルランチを時間をかけて味わいます。
道中雨が続きますが、車外の移動時には小雨になったりして、日頃の行いの良さを実感します。
宝生苑へ11時すぎに到着し、早速「海鮮和懐石」を頂きます。
御品書は「食前酒」の変わりにブドウジュース。小鉢「貝柱うに粕和え」、姿造り「魚介盛り合わせ」、温物「鶏つみれ旨出汁鍋」、焼物「蛸の豆乳ココット焼き」、中皿「和風ローストビーフ」、揚げもの「エビ、キス、野菜天ぷら」、蒸し物「すずしろ饅頭」、御飯「てこね寿司」、汁物「青さすまし汁」、デザート「フルーツゼリー寄せ」と豪華絢爛です。
安全に配慮し、必要な利用者にはあらかじめ刻み食や一口大に切り分けていただいており、かつ見た目もきれいに飾ってあり、食欲をそそります。
小鉢、お刺身、鍋、焼物、中皿・・・、どんどん出てくる料理に、食べきれるかな?という職員の心配をよそに、皆どんどん食べて行きます。普段は残してしまう利用者もこの日ばかりはすごい食欲で、職員一同感激しました。
14時前までゆっくりと食事を楽しみました。
その後はすぐそばの「志摩マリンランド」へ移動です。玄関のペンギンの出迎えや大水槽のマンボウなど、珍しい生き物に興味津々でした。
あいにくの雨を吹き飛ばす、まさに美味しい旅でした。